入試直前 合格させる親の意識2か条
1月28日(水)どうも、坂本です。さて、さて。では今日のテーマに行ってみましょう♪────────────────────────────■入試でベストを尽くす技術。────────────────────────────いよいよ2月から本格的に入試シーズンに入ります。そこで今回は、入試でベストを尽くす技術ということで話しを進めていくことにしましょう。入試直前で差がつくのは、もうココしかありません。それは、【親と子が それぞれどんな意識の状態なのか】そう、心の状態。体のコンディションを整えるといった話は、受験生としては当たり前の義務なので私からはここで話しません。あなたのお子さんに本番でベストを尽くしてもらい、一歩でも合格に近付いてほしいので今回「意識」の話をお伝えすることに決めました。────────────────────────────■入試直前 合格させる親の意識2か条────────────────────────────ポイントは、2つ。 一つ、普段通りを装うこと 一つ、合否はどっちでも良いと真に思うこと◎ 一つ、普段通りを装うことこの時期は受験生だけでなく、保護者のあなたも相当緊張していると思います。特に、はじめての受験ともなると、合格させてやりたい、という想いが強いと思います。しかし、子供の心理を考えたら、まわりの親・兄弟が騒げば騒ぐほど、子どもはプレッシャーを感じ、不安が高まります。だから、ここは普段通りを装ってください。「私だって、○○だってみんな受験を経験してきたんだから 何も特別なことじゃないのよ」「自分の実力以上の力を本番で出そうなんて思わないこと。 普段通りの力を出せばそれでいいのよ」というように言って安心させて下さい。親がこのような意識でいれば、子供も普段通りの気持ちに近づくことができ、勉強や入試に集中できるでしょう。「あと、3日だね」とか「絶対合格しようね」といった特別感を感じさせる言葉は不要です。本人が一番よく分かっていますから。だから、普段通りを装い、普段通りの言葉を投げかけていけばよいのです。◎ 一つ、合否はどっちでも良いと真に思うことでは、普段通りを装いながら、具体的にどのような意識で子どもと接していけばよいのか・・・その部分の意識として重要なのがこの「合否はどっちでも良い」という考え方です。もちろん、合格の方が良いに決まっていますが、あえて、こう意識することで子どもは安心して受験に集中できるのです。では、どうして合否はどちらでも良いのか。それは「本人の成長」という部分にフォーカスすれば、その意味が真に理解できるようになります。もし、お子さんが合格すれば、これまでの努力が「正しい努力」であったことが証明されます。そして、与えられた次の場で新しい目標を掲げて頑張れば良いのです。一方、もしもお子さんが不合格であったとしても、結果を受け、お子さんは何かが足りなかったことを理解します。結果を真摯に受け止め、次のステップではしっかりと結果を残せるように努力していけばよいのです。「お子さんの成長」という軸にフォーカスすれば、合格でも、不合格でも成長につながることがわかります。結果はどちらでも良いと思うことができれば、子どもはその雰囲気を感じ、安心してベストを尽くせるようになります。そして、その意識がお子さんに「よし、やってやろう」という本当の意味でのやる気・決意を引き出してくれるのです。(※注意:ここで私が話している意識は「期待していない」といった 意識や雰囲気を出せと言っているのではありません。「期待」という より、深い部分での「信頼」というニュアンスが近いです。)