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テーマ:小学生ママの日記(28648)
カテゴリ:親子のコミュニケーション
今回は、"言葉"で伝える愛情表現について話をしていきたいと思いま
す。 では、ここでおもしろいクイズをあなたに考えてもらいましょう。 すくすく健全に育った子どもを持つ家庭にはあるのに、ぐれてしまった子 どもを持つ家庭には無い習慣とは何だと思いますか? ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ここで、読むのをいったんやめて30秒ほど考えてみてください。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ はい、考えてみましたか? これは、以前NHKの教育テレビで放送していた座談会の事前アンケート の結果からわかったものなのです。 その座談会とは、すくすく健全に育った子を持つ親100人とぐれてしま った子を持つ親100人の座談会。 今考えるとすごい企画なのですが(笑)、そのアンケートによると、健全 に育った家庭には100%その習慣があり、ぐれてしまった子を持つ家庭 には100%その習慣が無かったとの結果が出たのです。 これは、驚きの結果です。 では、その習慣とは何だったのでしょうか? _________________________________ 実はその習慣とは、家庭内での「 あ い さ つ 」だったのです。 _________________________________ 朝は、家族どうしで、「おはよう」 家を出るときは、「いってきます」 家に帰宅したときは、「ただいま」 外で誰かに会ったら、「こんにちは」「こんばんは」 夜、寝るときは、「おやすみ」 あいさつは人と人とのコミュニケーションですよね。 コミュニケーションのない人間関係はやがて誤解や不仲や人間関係の絆の もろさを生み出します。 わたしは、現在ある派遣会社の営業所責任者をしていますが、派遣社員や 管理社員とのあいさつやコミュニケーションを一番大切にしています。 「コミュニケーションが仕事」と言っても過言ではありません。 それほど、大切なものだと考えています。 あなたは、このような経験はありませんか? 朝、会社に出社したとき、同僚にあいさつをするタイミングが取れずに、 その日はあいさつ無しでの仕事がスタートしました。 そうすると、その後のその人との連絡や報告がしにくくなってしまったり、 何となくやりにくい感じになってしまった経験はありませんか? お互いにあいさつがうまくできれば、その後のコミュニケーションが円滑 にまわりはじめます。 そうすると、多少言いづらいことでも、あいさつをしておくことで最初の ひと言がすんなり言えるようになるのです。 たとえば、家庭の中でも同じです。 こどもが学校から帰ってきて、「ただいま~」「はい、おかえり~」とあ いさつする家庭では、そのあと学校であったことや友達の話がとてもしや すくなるはずです。 一方、何のあいさつも無く家に帰ってくる家庭では、そのあともお互いに 声をかけるのが何となく面倒になったり、話しにくい雰囲気になってしま うのです。 わたしはこう思います。 「あいさつとは、コミュニケーションの入り口である」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ つまり、あいさつをすることで、コミュニケーションのドア(入り口)が 開き、その後の会話はとても楽になります。 けれども、あいさつをしなければコミュニケーションのドア(入り口)が 閉じてしまうので、その後の会話は難しくなってしまいます。 このように「あいさつ」について今回は詳しく話しましたが、このように 見ていくと、「あいさつ」というものは、こどもにとって、家族にとって も非常に大切なものだということがわかります。 こどもの頃からあいさつは大事だと私たちは教えられて育ちました。 でも、なぜ大切なのか。その意味と理由をこども達に伝えることも私たち の大切な責任なのかもしれません。 ものごとの理由を親がわかりやすく詳しく説明すると、こどもたちは理解 し納得します。 そして納得すると、親の言うことを聞いて良いことを実行するようになる のです。 スーパースターや成功者を育てた親たちも同じです。 人として大切なことを、たとえそれが当たり前のことでも、繰り返し繰り 返し躾(しつけ)ていました。 だから、彼らは子育てに関してこう言うのです。 「親として、当たり前のことをしてきただけなのです」と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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