2672011 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

家庭学習コンサルタント 坂本七郎のブログ

家庭学習コンサルタント 坂本七郎のブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

坂本七郎 プロフィール


家庭学習コンサルタント
ドリームエデュケーション代表
オンライン家庭教師「まなぶてらす」主宰

1977年生まれ。群馬県太田市出身。

塾講師や家庭教師など5000人以上の学習指導の経験から「家庭学習」こそが学力アップのカギであることを確信。
全国の小・中学生とその保護者に、中学受験・高校受験に向けた家庭学習のアドバイス、親子の関わり方について教えている。

また、受験や習い事など各分野のプロから自由に学べるオンライン専門の家庭教師「まなぶてらす」を運営。24時間365日、世界中どこからでも質の高い教育が受けられる環境を整えている。

主な著書に、ナツメ社から『マンガでわかる!中学生からの最強の勉強法』、大和出版から『小学生のための「家庭学習」の教科書』『小学漢字1026が5時間で覚えられる問題集』、『出る順「中学受験」漢字1580が7時間で覚えられる問題集』、『漢字が好きになるドリル』シリーズ(いずれも大和出版)などがある。

ドリームエデュケーションHP

オンライン家庭教師まなぶてらす

坂本七郎への問合せはこちら

Category

Archives

Recent Posts

2007/11/11
XML
カテゴリ:成績アップのコツ
おはようございます!坂本です。

昨日のメールの反響があまりにも多くてビックリしています。

昨日1日でだいたい60件くらいの方から

教えて欲しいとのメールを頂いています。




で、ちょっと考えてみました・・・。

普段私はメールの学習相談などで

ひとりひとりにメールを書いていますが

だいたい一人15分くらいかけて

じっくり集中してメールを返信しています。



そして今回70件くらいのメールが届いたとして考えると

70件×15分=1050分

つまり・・・え~っ!!約18時間!?



・・・というわけでひとりひとりの返信を

諦めさせていただきました。m(__)m


なのでこうして一斉配信でメールさせていただくことを

お許し下さい(T_T)



相談メールを送っていただいた方は、順番にお答えしていきますので

もうしばらくお待ちくださいね。






さて、今回メールをくれた方たちの解答を見てみると

非常に近い答えをしていた方も数人いらっしゃいました。



また、ユダヤ学習法を応用した

使い方を取り入れて、実践されている方もいて

「これはいいアイデアだ!」

というものがあり、私も勉強させていただきました。





さて、それではお待ちかねの解答です。


-------------------------------------------------------

<足りないステップの答え>


これが全てではありませんが、

私が思う最高の使い方だと思っています。



足りない4つのステップは、

・ノートに答えを書く

・マル付けの後、間違えたものやわからなかったものは
 問題集に直接印を付けてできなかったところがわかるようにしておく。

・できなかった問題を覚える

・次の日に再度できなかったところだけ、問題をやってみる


この4つでした。

問題集の活用法は、

一つの問題集を繰り返し演習することです。


勉強をやっているのに成績が上がらない子は

ほとんどの場合、ただ問題をやり、マルつけをして問題集が埋まっていく

事を見て満足してしまっています。


問題演習の本来の目的である、「覚える」というステップを

抜かしてしまっているのです。


これって、「まさか」と思うかもしれませんが

意外と多いのです。あなたのお子さんは大丈夫ですか?

これでは、成績が上がらないのが当然ですよね。



できなかった問題を覚え、

再度復習できるようなしくみを

問題をやるときから作っておく必要があるのです。



そのためにまずは

問題集をノートに取ることをしないと

再度問題を解くことができなくなります。



そして、問題集に赤色ペンなどで

できなかった問題をチェックしておかないと

復習する時に、どの問題をやればいいのかがわからなくなります。



だから、次のようなステップで問題集を使うことをお奨めします。


1.問題をやる

2.ノートに答えを書いていく

3.マルつけをする

4.できないところ、わからないところの答えを書き込む

5.問題集にできなかったところの問題に印を付けておく

6.できなかった問題を問題集を見ながら覚える
  (数学などの場合はなぜその答えになるかを考える)

7.それができたら次のページへ進む

8.次の日に再度、問題集の印が付いているところ(できなかったところ)
  を復習する。

9.それでもできなかったら問題集に違う色で印を付けて覚えて、
  翌日もう一度、その問題をやる



以上の9ステップです。

このステップを踏んでいくと気づくのですが

なかなか問題集が進みません。


だから、やったという実感は沸きにくいかもしれません。

でも、これを実践することで「間違いなく」成績は上がっていきます。



これが賢い効率の良い勉強のやり方です。



<おまけ>

・このステップは1回言っただけでは習慣になりません。

 なぜ、この方法が有効なのかをしっかり説明して、

 繰り返しチェックしてあげてください。


・マル付けの時にバツをつける癖のある子がたまにいます。

 もし、お子さんにその習慣がある場合はそれをやめさせてください。

 バツを付けるという行為は、心理学的に自信の喪失につながります。

 バツを付けずに正しい答えを書くようにしましょう。


-------------------------------------------------------


お子さんにも必ず伝えてくださいね。

それでは、また。



坂本より








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016/04/25 02:48:15 PM
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X