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テーマ:中学生ママの日記(17686)
カテゴリ:成績アップのコツ
成績低下の原因の一つ目は、 勉強が難しくなってきて、“ある何か”につまずいたことが原因で その後の勉強も引きずっているという状態が考えられます。 これは、数学(算数)や英語によく見られます。 数学という教科は、ご存知の通り積み重ねがとても大切です。 たとえば、中学生の中には 今でも分数の「足し算・引き算」と「掛け算・割り算」の違い を理解できていない子がたくさんいます。 そういった子に、方程式の分数の問題をさせても、ぜんぜんわかりませんよね。 わからないと人間の脳は混乱します。 脳が混乱すると、その周辺の問題にも影響が出てくるので、分数以外の方程式 の問題についても悪影響をおよぼして、ついには方程式全体が「よくわかんな い」という状態になってしまうのです。 また、英語に関しても同じです。 中1 の最初の代名詞、 例えば 「I my me mine」「you your you yours」 といった代名詞の活用をただ覚えるだけではダメで、 どんな時にどのように使うのか、 そしてその意味をここで理解しないで先に進んでしまうとどうでしょう。 その後、いろいろな文法の授業が入っていきます。 進行形、過去形、受動態、完了形などなど・・・。 そうした時に、この中1 にやった代名詞の活用などはもうわかっているものと して、授業が展開されていきますよね。 そうすると、最初でつまずいていると、 もうチンプンカンプンになっていくのです。 中1 の最初の英語の成績は良かったのに、 それ以降だんだん成績が落ちていく・・・。 ・・・これは非常に多いケースなのです。 そんな子どもたちを私が指導する場合は、 まず文法の基礎を時間をかけて指導します。 すると、2時間くらいの指導でも その後の学校の授業が驚くほど、わかるようになるのです。 実際、そのような生徒を何人も指導してきました。 このように、数学・英語だけとは一概には言えませんが、 基礎学力はとても大切なのです。 よく、学校や塾の先生はみんな口を揃えて、 「基礎は大切です。」と当たり前のように言いますが、 実際になぜ基礎が大切なのかを 具体的に説明してくれる先生はあまりいないのが現状です。 でも、あなたはここで、なぜ勉強には基礎が大切なのかが 何となく理解できたのではないでしょうか? では次回の「成績低下の原因 その1「後半」」では、 成績が下がっているお子さんがつまずいている“ある何か”の見つけ方 についてお話していきましょう。 ▼ ためになる中学受験情報がいっぱい 入り口はコチラ ⇒ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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