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テーマ:小学生の勉強(1315)
カテゴリ:子供に勉強を教えるポイント
こんにちは!坂本です。
前回の配信からほぼ3週間経ってしまいましたね(汗) というのも、最近うちの奥さんの腰痛が再発してしまったのです。 医者嫌いのため、前回はバラコンバンドなるもので 完治したかに見えたのですが・・・ http://www.kotuban.jp/barakon.html 今は、歩くことや座っていることもつらい(痛い)ので ほとんど横になっている体勢しか取れないのです。 ですから、現在は、家事をこなしながら ユダヤ学習法購入者へのサポートを行っていますので 多少、メールの返信が遅れるかもしれませんが、 辛抱強く待っていてくださいね。 ■今日のテーマ。 さて、今日は「家庭学習の壁」 についてお話しようと思います。 いつも大事な話をしていますが(笑) 今日は特に大切な話をしますので しっかりとメモをとるなりして聞いてください。 今月から、家庭学習プログラム第2期がはじまり いくつかのご家庭をまわって勉強の話をアドバイスしているのですが、 話を聞いていくと 「子供が家で勉強をしない理由」 というものが ジワジワと浮かび上がってきます。 その理由はいくつかあるのですが、 ほとんどの子供たちは、ある精神的な壁を抱えている場合が多いのです。 では、お子さんの「家庭学習の壁」となっているものとは 一体なんだと思いますか? もし、あなたのお子さんが机に向かっているのに なかなか勉強をはじめない というタイプであれば 今からお話しすることは、お子さんに ほぼ当てはまっていることだと思います。 その「家庭学習の壁」となっている問題は何かというと・・・。 それは。 何をやったらいいか分からない、という問題です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「えっ、そんなこと?」 と、あなたは思うかもしれませんが、 実はこの単純な問題を軽視しているために お子さんはいつまでも家で勉強できないでいるのです。 例えば お子さんが、勉強をしなさいと言われ、 机に向かったとします。 もし、学校や塾で宿題が出ていれば それをやればいいですよね。 迷いがありません。 ところが、宿題がない場合はどうでしょうか?? ↓ 子供は、いざ勉強をはじめようと思っても、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 何から手をつけていいのか、分かりません。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これは、たとえて言うならば 一枚の画用紙を手渡されて、 「何でもいいから自由に絵を描きなさい」と言われて 何を描いたらいいのかわからない といった感覚に似ています。 だから、子供は机に向かっても 何をやればいいか わからないまま 考え事をしたり、友達への手紙を書いたり、マンガを読んだりと 時間ばかりが過ぎていってしまうのです・・・。 私が見てきた限り、ほとんどの子供は、 自分で計画を立て、 自分で何をやるのかを決め、 予定通りに勉強をしていくことが「できません」。 それが出来る子は、もうすでに 成績のことで悩むことがないはずです。 では、自分で宿題以外の勉強ができるようになるためには どうすればいいのでしょうか? 果たして、それは可能なのでしょうか? ・・・もちろん、それは可能です。 しかし、そのためには あなたがお子さんにコツコツと あるアドバイスをしていくしかないのです。 では、親は子供に一体 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ どんなアドバイスをしていけばいいのでしょうか? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 子供に自分で勉強をする能力(=自立学習能力)を育てていくためには、 実は【2つの要素】が必要なのです。 まず“ひとつ目の要素”は、 「シンプルかつ明確な指示」です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 机に座っても、何をやるのかが明確になっていないと 勉強をはじめられません。 先ほどの、絵を描く例で言うならば、 明確に「大きなりんごの絵を1つ描きましょう」と指示することです。 やることをできるだけ明確にする。 それだけで、勉強を自らやるようになります。 たとえば次のように明確なものが必要です。 ・算数だったら○○の問題集を使って1日2ページずつ計算問題をやる ・国語だったら、○○ドリルを使って1ページ分の漢字の練習をやる ・何をやるか迷った時は国語をやる このように可能な限り【シンプルかつ明確に】 やるべきことを決めないと子供は勉強をしないのです。 そして何度も何度もやるべきことを子供に伝えていくのです。 (子供は一度言っただけでは絶対に定着しないので。) もし、何をすべきかが決められないのであれば、 普段のお子さんとの会話が足りないと考えてください。 その場合は、一度お子さんと話をする時間をとって 過去のテストや使っている問題集をひっぱりだしてきて どのような問題が苦手なのか、どのような勉強が必要なのかを お子さんとじっくり話し合ってください。 そうすれば、何をやるべきかが明確になるでしょう。 --------------------------------- では次に、自立学習能力を育てるための “もう1つの大事な要素”についてお話します。 先ほどのように、やるべきことを明確にして 子供に伝えることはとても大事なのですが、 それを伝える際に、 必ずこどもに言わなければならないことがあります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ それは、何かと言うと、 「どうしてそれをやるべきなのか」という理由を教えることです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 先ほどの例で言えば、 ・算数だったら○○の問題集を使って1日2ページずつ計算問題をやる ⇒前回の模試で計算ミスが多かったよね、だから今は計算を 得意にすることが、算数の成績アップにつながるんだよ。だから・・・ ・国語だったら、○○ドリルを使って1ページ分の漢字の練習をやる ⇒今まで、漢字の練習をさぼってきたから、学校の先生から漢字を 家で練習するように言われたよね。だから・・・ ・何をやるか迷った時は国語をやる ⇒来月、学校で漢字のテストがあるよね。だから・・・ と、このように 【どうして その勉強が必要なのか】を子供に伝えることが “自立学習能力を育てる”ことにつながっていくのです。 明確な指示と同時に、その理由をセットで伝えることで、 「○○だから、△△をやる」という “思考パターン”を子供は学習していきます。 この考え方に慣れていくと 「今の自分は○○だから、△△をやったほうがいいな」 という考えが 自然と出来るようになっていくのです。 つまり、これは自立学習の大きな一歩ですよね。 この「理由を伝えること」を 親が意識するかしないかで 将来、子供の能力には大きな差が生まれます。 やはり、お子さんには最終的に、 自分で計画を立て、自ら努力できる能力を育てていきたいと あなたも思っているはずです。 しかし、そのような能力は一朝一夕に育てることはできません。 日々の積み重ねによって、はじめて育っていく能力なのです。 はじめは どの子も 何をどう勉強したらいいのか分からない という状態からのスタートです。 だからまずは やるべきことを出来るだけ【シンプル かつ 明確に】親が教え、 それと同時に、 【なぜそれをやるのか】をひとつひとつ丁寧に伝えていくことが お子さんの能力、そして自立学習につながっていくのです。 もし、まだ家庭学習が定着していないのであれば まずは、子供がやるべきことを明確にしてあげることから はじめてください。 それが自立学習への最初の一歩になるのです。 あなたがお子さんに伝え、実践して欲しいことは、ただ2つ。 ・やるべき勉強の明確化 ・どうしてそれをやる必要があるのかの理由を教える まずは、 これだけを繰り返し実践してみてください。 数ヵ月後、きっと驚くべき成果が お子さんに出はじめることでしょう。 感謝の気持ちを込めて(^^)v 坂本より 追伸: 先日、ある雑誌の取材を受けました。 教育について、勉強について熱く語りましたので(笑) また雑誌に掲載される時には、このメールでもお伝えしますね。 追伸2: 今回お話したことは、非常に重要です。 早速、“今日から”実践してくださいね。 約束ですよ~。 そして、このメールは1度読んで終わりにせずに、 プリントアウトをして、必ず繰り返し読んでくださいね。 ■奇跡のユダヤ学習法 ホームスタディ講座 > http://e-homeschooling.net/factop.htm ■このメルマガを知人や友人に紹介したい場合は、 以下のURLを教えてあげてください。 http://e-homeschooling.net/friend_syoukai.htm ▼ 勉強ブログがたくさん見つかります 入り口はコチラ ⇒ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/02/25 07:09:17 PM
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