7月24日(木)
こんにちは、坂本です。
いよいよ夏休みがはじまりましたね。
最近、夏休みの学習計画を立てたものの
計画がうまく進まずに困っているという
メールを多数もらっています。
今日は、そんな人のために
計画がうまく行かない時どうすればいいのか、
その方法をあなたにお伝えしましょう。
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1.夏休み初期の目的は、勉強に勢いをつけること。
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計画を立てたけれど、うまくいかないパターンのうち、
もっとも多いのが、「計画を消化しきれない」というものです。
夏休み前に、計画を立てた人は確認してもらいたいのですが、
ほとんどの場合、現実を無視して、
「こうありたい」という「自分の理想的な計画」を
立ててしまうことが多いのです。
夏休みに入って数日がたったこの時期に
もうすでに計画倒れしてしまっている人の計画は
完全に理想像としての計画を立ててしまっているのです。
■では、どんなことを考えて
計画を立てていけばいいのでしょうか?
まず、この「夏休み初期」に考えるべきなのは、
「夏休みの勉強に勢いをつける」ということです。
ここだけにフォーカスを当ててください。
■じゃあ、どうすれば勉強に勢いがつくのか?
これは、私が6月のセミナーで話した方法ですが、
勉強に勢いをつけるためには、
小さなゴールをたくさん設定して、そのゴールをクリアする
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という小さな成功体験を多く積ませることが重要なのです。
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だから、初期の計画では特に、
目に見えやすいゴールをたくさん設定していくことが大切です。
そのために、「スタンプシート」を使用します。
今回は、このファイルをあなたにプレゼントします。
▽こちらのページから無料でダウンロードできます。
http://v-juken.com/stampsheat.htm
このスタンプシートには複数のマスが書き込まれています。
このマスごとに小さなゴールを設定し、
それをひとつずつクリアしていくごとに
シールを貼る、またはハンコを押していくのです。
このように目に見えやすいゴールを達成していくと
勉強に勢いがついていきます。
そして、特に夏休み初期には、次のような「暗記モノ」が、
より達成したという実感が得られるのでオススメです。
国語:漢字
英語:英単語、熟語
社会:○○時代、○○県などの単元
理科:動物、地震などの単元(主に暗記分野)
<小さなゴールの設定例>
・7月中に漢字15個×3セットを覚える(ひとマス15個に設定)
・7月中に○○問題集の○○時代の1問1答問題を完璧にする
このように、7月中の目標を
スタンプシートをうまく活用して立てていくのです。
そして8月に入ったら
(1)8/1~16までの計画
(2)8/17~31までの計画
というように大きなグループを作って
それぞれ計画を立てていくのです。
これが長期休暇の計画作成のコツです。
そして、8月からは勢いがついたところで「思考力」が必要な、
算数・数学、理科(計算分野)、英語(文法)、国語(読解問題)
やお子さんの苦手分野の学習を進めていくのです。
もちろんこの時も、小さなゴールを設定することを忘れずに。
(問題集のページ数で○ページから○ページまでを一マスという
ゴール設定が良いでしょう)
まとめると、次のようなグループに分けて
計画を立てていきます。
7月中 → 暗記モノで勉強に勢いをつける期間
8月前期→ 思考力を使う教科・分野の学習期間
8月後期→ 苦手分野の補強、復習の期間
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2.子供の勉強を「作業」にさせない方法
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以前から何度も言ってきていますが、
「勉強とは、出来ないことを出来るようにすること」です。
勉強量で計画を立てて、勉強を進めていくと、
勉強が「作業」になってしまう場合があります。
俗に言う、「やっつけ仕事」ってヤツです。
これでは、勉強をする意味が半減してしまいますよね。
ですから、計画を立てる時点で、
「この計画はただ単にこなせばいいというものではないのよ。
勉強というのは、出来ないことを出来るようにすることだから、
しっかりと理解して覚えていくことが大切なの。
だから、定期的にチェックテストをして覚えているかどうかを
確認していこうね。」
というように先にクギを指しておくと
チェックテストもしやすいです。
チェックテストは、お子さんが問題演習したものの中や、
暗記したものの中からランダムに選んで出題して下さい。
(A4用紙に簡単に問題を書き写したもので十分です。
テストなので制限時間もあったほうがより良いです。)
そして、8割以上できていればOK。
そこで間違えたところをもう一度覚えたら先に進んでください。
しかし一方で、8割未満なら、
お子さんに再度その単元を学習させてください。
その理由は・・・
もうわかりますよね。
そして、また後日再テストを行います。
このようにして、8割以上の理解・習熟を目標に
チェックテストを進めてくださいね。
(お子さんの出来によっては「9割以上で合格」などと
幅を持たせてもOKです。)
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3.学習スピードが遅い子の場合は・・・。
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普段から学習や行動の遅い子の場合はこの
「勉強に勢いをつけて」→「チェックテストをして」
という流れで実践すると、なかなか勉強が進まずに
イライラし焦ってしまい、つい「早くしなさい」
「いつまでこれをやってるつもり!」などと
言ってしまう親御さんがいるようです。
しかし、それではお子さんに余計なプレッシャーがかかり、
返ってよけいなストレスを与えることになりかねません。
特に勉強スピードが遅い子は、自分の意見をはっきり言えない
子が多いので、つい先を急がせてしまいがちなんですが、
ここは親の忍耐が大切になってくるのです。
でも、忍耐を持ちながらも
一つの明確なある指針を持っていれば、
たとえ計画通りに進まなくても、
お子さんの学力をじっくりと高めていくことは
もちろん可能なんです。
その指針というのが、(何度でも言います)
「勉強とは出来ないことを出来るようにすること」なんです。
このことをしっかりをお子さんに伝え、
「自分のペースでいいから、確実に身に付けていこうね。」
とアドバイスすれば、子供も安心します。
決して、計画通りに進まないことを責めることはしないでください。
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昨日よりも今日、または
先週よりも今日でも構いません。
少しでも出来るようになったところがあれば、
そこを見てあげるようにしてください。
そして、出来るようになったところを発見したら、
必ずほめてください。
決して、「できてアタリマエ」という考えは起こさないように。
また、進むスピードが遅い子の場合は、
そんなに多くのことが出来るわけではありません。
私が教えていた生徒でも、個別指導で90分やっても
数学の計算問題が3問しか進まなかったというケースもあるくらいです。
だから、まずはやるべきことを明確にして、
大事な順に優先順位を決めてから勉強を進めていく必要があります。
例えば、算数・数学なら、計算。
英語なら、単語暗記や教科書の音読・和訳練習。
などです。
数学や英語は基礎が重要ですからね。
基礎からじっくり勉強を進めるのが正解です。
※この後半は次の日記にて。
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