2014/03/24(月)11:00
「面倒くさがり屋」の子どもの改善法
こんにちは、坂本です。
今日は、「面倒くさがり屋」の子どもについて
考えていきたいと思います。
勉強に関してであれば、
・ちょっと考えるだけで、すぐ「できない」と言う
・すぐにあきらめて、答えを見たがる
・すぐに分からない、教えてと言う
そんな「面倒くさがり屋」の子どもたち。
この子たちを、改善させる方法はあるのでしょうか?
じつは、あります。
どうすればよいのか・・・?
答えは、
「 親 と 子 の 関 わ り 方 を 変 え る 」
これで子どものめんどくさがり屋は改善していきます。
■「面倒くさがり屋」の子を持つ親の2大特徴
では、面倒くさがり屋の親御さんの特徴を挙げてみましょう。
1.勉強を見ているとき、すぐにやり方(解き方)を教えてしまう
2.先回りして、キケンや失敗を回避させてしまう
お心当たりはありませんか?
これでは、子どもはすぐに答えを知りたがるようになりますし、
学びも得られず、何ごとも過程を軽視するようになります。
努力を嫌うようになり
時間をかけること、面倒なことを避けるようになるのです。
親の関わり方として、やってはいけないこと。
それは、
・学び、成長のもとである「失敗」の機会を先回りして奪ってしまうこと
・考える時間、試行錯誤をする時間を奪うこと
です。
子どもには、失敗・できないという経験をどんどんさせてください。
立ち止まり、悩み、考えさせる。
ときに励ましながら、行動させていく──。
こうした試行錯誤を経て、
・「できた!」という結果を出してやること。
・このときいっしょに喜んであげること。
・そして、それまでの過程である「努力」をほめてやること。
これが
子どもをぐんと成長させてくれるのです。
この親の意識が、子どものねばり強さを育ててくれます。
ついつい、先回りしてしまいたくなる。
困っているときに、つい教えてしまう。時間がないのでつい指導してしまう。
私自身、子育て中の身ですから、この気持ち、よくわかります。
もちろん、ときには先回りしてしまったり
ヒントを出す前に教えてしまうこともあってもいいでしょう。
しかし、このことが、子どもの努力する力
継続する力、試行錯誤する力に影響を与えるんだと
知っておくだけでも、あなたの行動は変わってくるものです。
今日から、ぜひこの2つ。
1.すぐに答えややり方を教えない
2.子どもの失敗を先回りしない
を意識して子どもと接するようにしてみてください。
1ヶ月後には、子どもの成長を実感できるはずですよ。
それでは、また次回まで。
家庭学習コンサルタント
坂本 七郎
■発行:ドリームエデュケーション http://www.dreameducation.co.jp