家庭学習コンサルタント 坂本七郎のブログ

2017/09/07(木)12:45

「計算の工夫」を学ぶ意味

「計算の工夫」シリーズ(5)

​​​​こんにちは、坂本です。 新学期もスタートしましたね。 皆さまいかがお過ごしでしょうか? 今日から、計算の工夫シリーズと題しまして、 不定期ではありますが、計算テクニックを毎回1つずつ 紹介していこうと考えています。 シリーズを通して学ぶことで、 お子さんの計算が速くなり、ミスも減るようになります。 ぜひ、プリントアウトをして お子さんに取り組ませてみてください。 ■「計算の工夫」を学ぶ意味 ────────────────────────────── まずは、計算の工夫を身につける意味について 考えてみたいと思います。 「計算の工夫を覚えても、使う機会はあまりないのでは?」 「たとえ使う機会があっても、気づくかしら...」 そんな風に思う方もいるかもしれません。 私も最初、計算の工夫やテクニックを学んだときは、 そう感じていました。 ですが、いくつかの計算テクニックを覚え、 練習し、応用方法を学んでいくと、 計算の幅が広がり、使う機会もどんどん増えていきます。 ちょっとしたお買い物、お釣り計算にも いろいろと活用可能です。 また、数に関しての感覚といいますか、計算のオモシロさにも 気づくようになります。 計算ミスが減り、計算スピードが上がるので 算数・数学に強くなり、興味や自信も出てきます。 計算力(暗算力)は、私たちの生活に欠かせない 基本スキルですよね。 そしてさらに。 「計算の工夫」を学ぶと、 ・問題発見力 ・問題解決力 を同時に身につけることにもつながります。 その場その場で数字の特徴をとらえ、 カンタンになる方法はないかな~と考える。 この思考過程は、問題発見&解決能力にも つながる重要な力だと私は確信しています。 だから、計算の工夫を学ぶことは、 とても便利でお得なスキルなのです。 さらに中学受験でも計算問題はよく出ますが、 すべて筆算すると絶対的に時間が足りなくなります。 計算の工夫を学ぶことは 日常生活にも、受験勉強にも必要な力と言えるのです。 また将来、どんな仕事をするにせよ 数字に強いことは、大きなメリットになります。 ぜひ、本シリーズで、 将来につながる計算の工夫、テクニックを身につけ、 算数に強くなって欲しいなと思います。 それでは​第一回「かけ算1」​にお進みください。 家庭学習コンサルタント 坂本 七郎 <<坂本七郎の本>> ☆ 出る順「中学受験」漢字1560が 7時間で覚えられる問題集(大和出版) ☆ 小学漢字1006が5時間で覚えられる問題集(大和出版) ☆ 中間・期末テストに強くなる勉強法(大和出版) ☆ 小学生の学力は「計画力」で決まる!(大和出版) ☆ ユダヤ式学習法―わが子の学力がグングン伸びる(大和出版) ■発行:株式会社ドリームエデュケーション ​​​​​​​​​​​​​​​​

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