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テーマ:小学生ママの日記(28647)
カテゴリ:子供が育つ環境
こんにちは、坂本です。
前回はそろばんについて話をしましたが、 https://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201711150000/ 今回は2020年から小学校で必修化される 「プログラミング教育」について話していきたいと思います。 恐らくほとんどの人は、 「プログラミング自体がよくわからない」 「プログラミングを学ぶ意味ってあるの?」 と漠然と思っているのではないでしょうか。 そこで今日は、プログラミングについて、 基本のキから、あまり知られていない プログラミングの真の価値について わかりやすく解説していきたいと思います。 念のため、私自身の経験としては、 ・Objective-Cの言語を学んだ経験があり ・自分でHPを修正できたり(HTMLやCSSなど) ・プログラミング教育の最新事情を展示会等でチェックしたり、 ・わが子に実際にプログラミングを学ばせてみたり (いろんな教具を実際に購入し、試したり、 習わせたりといろいろと実験をしていました...すまぬ息子よ) また、さらに、 まなぶてらすのプログラミング講師の採用活動を通して、 小学生のプログラミング教育についてある程度の事情は把握しています。 そんなバックボーンをもとに、家庭学習という視点、 将来必要になるスキルという点から総合的に話していきます。 今日の記事を読むだけで、 ・どうしていま世界でプログラミング教育が注目されているのか、 ・今後、世の中はどのように動いていくか といった土台となる部分も理解ができるはず。 ぜひ読んで未来を先取りしてもらえたらと思います。 それでは、行ってみましょう! ■そもそも「プログラミング」って何? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ まずは基本のキです。 「プログラミング」とは一体何でしょうか? プログラミングとは、直球で答えると、 「コンピュータのプログラムを作ること」なのですが、 もう少しかみ砕いて説明すると、 パソコンやスマホなどで、 「何かボタンを押したときに、何をさせるか」 を決めていく。 これがプログラミングです。 例を挙げて説明しますね。 工場のラインを思い浮かべてください。 ● ● ● ● ● ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ □ → □ → □ → □ → □ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ● ● ● ● 昔の自動車工場は、人がたくさんいて、 ベルトコンベア式に、作業員が少しずつ 自動車のパーツを組み立てていく流れがありました。 1人の作業員はおもに1つの仕事を担当し、 くり返し同じ作業を行っていきます。 プログラミングはこの生産ラインに似ています。 プログラミングとは、このラインにおいて、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 作業員が何人必要で、どの人にどの仕事を割り当てていくか、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ライン全体の流れを「設計」していくこと。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ イメージ的にはこんな感じです。 実際には、 ・スマホで、このときホームボタンを押したら、 この画面を表示させてくださいねー ・Youtubeで、再生ボタンが押されたら、 動画を再生してくださいねー そうした動きの設計図を、 ひとつひとつ細かくつくっていくのが、プログラミングなのです。 ■プログラミングとは「設計図を描く力」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ プログラミングについて、世間では、 次のようなことがよく言われています。 ・コンピュータの仕組みがわかるようになる ・論理的思考、数学的な思考力が身につく ・問題解決能力が身につく もちろん、これらは正解。正しいです。 そして重要でもあります。 また、プログラミング言語を覚えることで 自分でカンタンなゲームやアプリを作れるようになります。 これも魅力的なメリットですね。 しかし、私が子ども向けのプログラミング教育において、 一番に重要だと考えているのはここではありません。 プログラミングを学ぶ最大のメリット。 それは、先ほどの工場のラインの所でお話しした、 「設計図を描く力」。 ~~~~~~~~~~~~~~~ これなのです。 なぜ、ここに注目しているのか? それは、これからの時代の流れを見ればわかってきます。 ■未来の地図はこう塗り替えられていく ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ いま社会がどこに向かっているのかを 考えていきましょう。 いま、社会は「個」の影響力が増していくことで ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 多能工化(マルチスキル化)が進んでいます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 歌手も、以前は歌の練習だけしていればよかったのが、 シンガーソングライターとして作詞作曲をおこない、 楽器も複数演奏して、パソコンで曲をつくり、 PVも自分でつくりYoutubeにアップする といった流れがあります。 ビジネスの世界でもこの流れがあり、 スタートアップや新規プロジェクトの立ち上げが 盛んになっていくことで、 多能工化(マルチスキル化)が必要になっていきます。 今まで1つの仕事をしていればよかったのが 多ジャンルの仕事を同時に進めていく必要があるのです。 ・企画 ・事業の設計 ・デザイン ・マーケティング ・営業 ・会計 ・法務 ・事務 「何でオレがこんな雑用しなきゃならないんだ~」 そんなケースがさらに増えていくということです。 これらの仕事を俯瞰し、そのときの状況に応じて 行き来できる能力が重要になっていきます。 さて、ここで質問です。 上記の仕事の分野の中で、 外注化、自動化、AI化がムズカシイ、 事業の核となる部分はどこだと思いますか? もちろんすべて重要ではありますが、 プロジェクトの成否に関わる部分といえば・・・ そうです。 おおもとの部分は、 「企画、事業設計」ですね。 そして、すでにお話ししたように、 プログラミングを学ぶと、 この「事業設計のスキル=設計図を描く力」 を伸ばすことができます。 【プログラミングを学ぶ → 設計図を描く力が伸ばせる → 事業設計のスキルが身につく】 ということです。 もちろん、プログラミングでなくても 事業設計のスキルは身につけられます。 (何かを自分で企画し、制作、実行してみたり、 身近なところでは旅行計画の立案でもOK) ただ、これからプログラミングが必修化されるという タイミングを考えると、楽しく学べるプログラミングで このスキルを伸ばすのは、お得だなと思うのです。 このスキルがあれば、つぶしが利きます。 研究職に行こうが、スタートアップをしようが、 社内のプロジェクト立ち上げだろうがだいたい何でもできます。 また、すでに入試問題、検定問題等でも、 プログラミング的な操作をおこなわせる算数・数学の問題が増えています。 長期的な視点だけではなく、比較的近い目標達成にも 役立つのがプログラミング教育なのです。 ■今日のまとめ 今日の内容をまとめます。 プログラミングを学ぶと、 「設計図を描く力」が伸ばせます。 ここが長期視点では最大のメリット。 このスキルを高めておくと、 将来どんな仕事についても、 活躍できる、一目置かれる存在になれます。 また、身近な入試問題等でも役立つケースも増えていく。 ---- ぜひ、一度プログラミングを体験させてみて、 子どもの反応を確認してみてください。 楽しく取り組んでくれるのであれば、 「設計図を描く力」を伸ばすチャンスです。 ■まなぶてらすのプログラミング講座のご紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私自身、上で書いたようなことを考え、 「まなぶてらす」でのプログラミング講座をスタートしました。 12月より講師も3名体制となり、 本格的な指導をはじめました。 この3人は、10名の候補者から選ばれた 技術も人格も優れた素晴らしい先生です。 親御さんがそばについていれば、小学1年生でも受講可能。 ぜひこれを機に、または冬休み、 プログラミングを一度お子さんに体験させてみてください。 <プログラミング講師の紹介> ・あきひろ先生 https://www.manatera.com/wte/prfdtlfrm/192 現役プログラマーから学べるプログラミング講座。スクラッチの指導から スタートしますが、希望があれば、PHP、C言語、VBA、HTML5、CSS、 Javascriptなどの本格的なプログラミング言語の指導も可能。 2人のお子さんのパパとして、やさしく、熱心に、楽しいレッスンを 提供してくれます。 ・どい先生 https://www.manatera.com/wte/prfdtlfrm/199 高知市内でプログラミング教室を運営する どい先生。人気のスクラッチ をはじめ、mbotを使ったロボットプログラミング講座も可能です。 お子さんのアイデアをカタチにするお手伝いをしてくれます。 いつも笑顔でていねいに、優しい雰囲気でわかりやすく教えてくれます。 ・みゆき先生 https://www.manatera.com/wte/prfdtlfrm/60 みゆき先生はまなぶてらす最初のプログラミングの先生でした。 スクラッチを中心に、楽しく授業を進めてくれます。 まなぶてらすでのレッスン数も100を超えています。 ---- 私自身も子どもにまなぶてらすのプログラミングレッスンを 受講させていますが、ペース的には ・月に2回程度(隔週) がちょうどよいと感じています。 もちろん、どんどん学びたい!というお子さんは、 週1でも、冬休みに集中して受講していただいても、 複数の先生のレッスンを受講してもOKです。 低学年のお子さんなら、 パソコン操作やローマ字の学習にもつながっていきますので、 結構守備範囲は広い方だと思います。 ぜひ、楽しんでみてください。 それでは、また次回。 家庭学習コンサルタント 坂本 七郎 ▽このような記事を無料メールマガジンで配信します。 右記HPよりすぐに登録できます。→ 坂本の無料メルマガ登録フォームへ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行 ドリームエデュケーション 坂本七郎 ホームページ http://www.dreameducation.co.jp ツイッター https://twitter.com/shichiro7 フェイスブック https://www.facebook.com/DreamEducation.fan ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/12/01 02:04:16 PM
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