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カテゴリ:本
男子中学生の死をめぐる、同級生、学校、家族、警察、新聞社、それぞれの立場が描かれている。
いろいろなことを考えさせられた。 いじめを受けていたのは事実で、それに加担していた同級生は同じ学年でも年齢によって、逮捕と補導に分かれてしまう。 学校内でも教師の派閥がある。 家庭もいろいろ。シングルマザーあり、代議士の祖父を持つと弁護士もつく。 逮捕、補導された生徒たちだけがいじめをしていたわけじゃない。 女の子もだ。 しかし、いじめられる理由がうなずけると考えてしまうのはいけないのだろうか? 本当にイヤな奴なのだ。 そんな彼にも母親はいるし、おばあちゃんも過保護だったらしい。 彼の実家は呉服屋で、ここにも跡継ぎでもないのに口出ししてくるイヤなオヤジがいる。 刑事と教師が同級生という狭い町でもある。 新聞社も地元紙と全国紙とでは立場も違う。 そして、結局は死の真相は?自殺?他殺? 結局、子供がとる行動は予測がつかないものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/03/08 07:55:52 PM
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