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3.11前後はちょうど4年前の大震災の日と同じように小雪の舞う寒い日が続いてました。ちょっと調子を崩した私はあの日を思い悼みながら家にこもってましたが、 仙台では14日から国連防災世界会議が国際センターを初め市内多くの会場で開かれています。 これは国内で開かれる国際会議としては過去最大規模ということです。 最近のニュースからいろいろ心配されることが多いので、世界各国から多くのお客さんを迎えて 何事もなく無事に大会が成功することだけ願ってましたが、きょうのぽかぽか陽気で 私も雰囲気を感じに出掛けてみました。 国際センターは周りにフェンスが張られて警備も固く、どうやら関係者しか入れなさそうでした。 西側の道向いに「扇坂」の表示があり、そこから新しくできた石段を上ると萩ホールが直ぐでした。
萩ホールでは会議も展示見学もフリー。震災フォーラムには通訳の器械を貸りて「 国土強靱化-私たちは次の世代に何を残すべきか」を聞きました。日本の大学の先生方の司会や発表はみな達者な英語でした。また、展示では蓄電の話や新たに研究が進んでいるエネルギーの話も興味がありました。危険極まりない原発になど頼らずともクリーンなエネルギーが開発される日もきっと近いと感じました。バーチャル体験では志津川の防災庁舎の上から津波の光景を感じるコーナーもありました。 そしてメディアテークの展示にも行ってみました。 1F、5F、7Fと大きなパネルの説明や写真を見て行きました。何度見てもあまりにも大きすぎる自然の驚異です。県や地域ごとに災害への取り組みを英語編と日本語編でまとめられた冊子は「ご自由にお取りください」で、少し頂いただけでももうこんなになってしまいました。それぞれ素晴らしい内容がぎっしりです。子供にも分かるようにでしょうか、漫画で表したのもありました。 外国のコーナーでも声をかけると笑顔で少しは話が通じたり、ゲームで楽しませるコーナーなどを見ながら考えました。「あら、小中学校の子供たちをこの会場に参加させて遊ばせたらどんなによかったんじゃないかしら」と。これからもいつ何時起こるかもしれない大きな災害に対して日本はもちろん世界中の人々と防災について考え合おうというこんな素晴らしい機会、子供たちに参加体験させたならば、「自分もこんな仕事をやってみたい」とか、子供たちが世界に目を向けるいい機会にもなったかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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風邪気味だったので、行く余裕はありませんでした。すごい企画でしたね。駅に用事があって出かけましたが、やはり、街はいつもと違う感じでした。
(2015年03月18日 11時32分40秒)
こんなに大規模な国際会議が仙台で開催されることは、めったにないのですから、おっしゃるとおり、子どもたちにも体験させたかったですね。学校側はどうだったのでしょうか?
私は、車で街中を走り抜けただけでしたが、外国人を多く見かけました。 (2015年03月18日 21時52分23秒)
ずーっと歩いたのでしょうか?
かなりの距離ありますね。 私は仙台駅から 青葉通りを歩いた時 いつもより外国の方を見かけました。 TVで 各会場の展示を見ました。 会議に参加のかたがたが見てくれたかなとは 思ったけれど >小中学校の子供たちをこの会場に参加させて遊ばせたら とまでは考えが行きませんでした。 (2015年03月19日 09時33分24秒)
赤い沢と山さん
コメントありがとう 疲れるほど見て歩いてから、そんなことを考えたんです。 たくさんもらってきた冊子を我が家の孫たちにすすめたら、関心あるのを2,3枚取ったようでしたけど、子供たちって自分から向かうことはないでしょうからちょっと機会を与えてやったら良かったかなと思ったのです。 (2015年03月19日 16時21分52秒)
hayasi211さん
コメントありがとう 見て歩いたのはほんの一部ですけど、メディアテークの展示場などは見学者がいっぱいでしたよ。もちろん外国人も。 (2015年03月19日 16時30分15秒) |