カテゴリ:手作り
竹篭などに和紙を貼り重ねて形を作り、柿渋などで防水加工して仕上げる
日本の伝統工芸品、一貫張りの真似事をやってみたいと思っていました。 偶々、先輩のSYさんはダンボールで作る一貫張りの箱を長年趣味になさってると お聞きしたので、お願いして3月から教えてもらっていました。 箱は手近かにあったダンボールの箱、下地に貼る和紙や糊はSYさんに準備して頂き、 外貼り、内貼りの和紙は紙の専門店で買ってきました。 ちょうど、夫さんがデイサービスで出かける時間をそれに使うことにして 毎週SYさんをお迎えに行き、4回ほど続けてどうにかアクリルの釉までが完成しました。 3月16日の大きな地震で戸棚の上に飾っていたこけしさんたちがみな落下しました。 今回の地震、強かったですね! こけしさんたちは今、一貫張りのお風呂に仲良く入っています。 プラシチック容器などなかった頃に、濡れても大丈夫な加工を施した軽くて実用的な しかもオシャレな工芸品として愛されてきた一貫張りなのでしょう。 そのうち、適当な篭など見つけたら和紙を貼り重ねてまた、やってみたいと思ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ブログ楽しく拝見しています。
段ボールが、和紙の素敵な工芸品に変わるのですね。 プラスチックがない時代の昔の人の知恵もすばらしいですが、その伝統を引き継ぎ?チャレンジしている、しだれ1931さんは本当に凄いと思います。 (2022年04月19日 15時42分18秒)
私も遠刈田の温泉の売店で一貫張りの製品を見て、
新聞やJACOMの番組表、読みかけの本などを入れる篭や 卓上の小物入れの盆皿を作りたいと、10年位前仙台の元祖の先生に アタックしたり、展示会を見に行ったり、カルチャーの一日教室を 当たりました。 母達の大正時代の綺麗な着物の余り布も集めておきました。 しかし、作りたい数に比べて柿渋、刷毛・・物を増やしたくなかったので、「買った方がカンタン」とネツが冷めました。 (2022年04月23日 11時18分06秒)
虹の姫子さんへ
コメントありがとうございます。 そうね、よく分かるわ、あなたも一貫張りに惹かれたことがあるのね。 偶々、知ってる方が一貫張りを趣味として長く続けていると言うので、教えてもらいながら遊んでる私です。 一貫張り、一閑張りと名称、歴史にも諸説あるようですけど、箱やかごなどに和紙を貼り重ねていって強度を増したものを作るその工程が私には興味があるのです。 間もなく、面倒なことをやれなくなるでしょうけど、今のところまだ楽しんでますのよ。 (2022年04月25日 23時51分42秒) |