花と実と魔女と

17ポルトガル2



2017.9.17

気持ちよく山頂からヴィアナ・ド・カステロの町と大西洋を眼下に見渡す☆2017ポルトガル旅行記(26)




(2017年8月5日撮影)

スペインとの国境近くポルトガルの
ミーニョ地方ヴィアナ・ド・カステロの市街地から
黄色いロープウェイでサンタ・ルジア山頂に到着。





(2017年8月5日撮影)

雨の多いというこの地で
この日も青空に恵まれ

標高249mの山頂では
ご覧の眺めが待っていました。




(2017年8月5日撮影)

大西洋に流れ込むリマ川と
ヴィアナ・ド・カステロの町が一望。

車でやってくる方たちも多いようです。

夜もきっと、
最高のデートスポットなんでしょうね。





(2017年8月5日撮影)


視線を移せば
何処までも青い夏の空と
白波が美しいカーブを描く大西洋。

水平線と空とのグラデーションが織り成す
ブルーのすがすがしさ・・・

渡る風も気持ちよく、
思わず、深呼吸したくなります。




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2017.9.22

山頂にある、、天使たちのファンファーレが聴こえそうなサンタ・ルジア教会にて☆2017ポルトガル旅行記(27)





(2017年8月5日撮影)

さて、
このサンタ・ルジア山頂に建つ
ネオ・ビザンチン様式のサンタ・ルジア教会




(2017年8月5日撮影)

この教会に
入ってみました。
マリア様が優しく迎えてくれます。





(2017年8月5日撮影)

ドーム内側には
神々しい光の中央に
キリストさまが描かれていて、

外のリアルな青空とあいまって
イエス様のいらっしゃる天上の世界の
イメージがピッタリ。

天使たちのファンファーレが聴こえそう♪




(2017年8月5日撮影)

薔薇窓は、外光を受け
いっそう輝いています。





(2017年8月5日撮影)

そしてこのサンタ・ルシアの丘の上
サンタ・ルジア教会の近くに
写真正面に見える
今夜の宿泊ホテル、オレンジ色の屋根の
ポサーダ(ポルトガル国営ホテル)が建っています。






2017.9.23

眺めが素敵なポルトガル国営ホテル、ポサーダに泊まる☆2017ポルトガル旅行記(28)





(2017年8月5日撮影)

ポルトガルのポサーダ(国営ホテル)のひとつ
ヴィアナ・ド・カステロは
小高い山サンタ・ルジア山頂にあります。




(2017年8月5日撮影)

こちらが、エントランス。
整然とした印象ですね。




(2017年8月5日撮影)

中に入ると
ディスプレーの傍に叔父さんの顔が!

お祭りか何かのかぶりものでしょうか?
ちょっとおどけた感じに・・・
親近感がありますね。(*^-^)





(2017年8月5日撮影)

こちらは、
テラス寄りのバー(喫茶コーナー?)
写真では分かりにくいですが、
ピンクを色調としてかわいい印象です。
カーテンもピンク系のお花柄。




(2017年8月5日撮影)

外に出てみると
テラスにもゆっくりなさっている
お客様がチラホラ。

もちろん、眺めも最高ですし、
吹きわたる風が心地よく、

ここからの眺めは次回に・・・(*^-^)





2017.9.24

ベランダからのヴィアナ・ド・カステロの町と大西洋の素敵な眺め☆2017ポルトガル旅行記(29)





(2017年8月5日撮影)

ポルトガルのポサーダ(国営ホテル)、
ヴィアナ・ド・カステロ。
お部屋の様子です。
幸いにも海側でした(*^-^)




(2017年8月5日撮影)

ベランダからの眺めがこちら。
フロント階より上の階ですから、
より高い所からの眺め・・・(*^-^)

教会の建物が目の前で、
そのむこうに大西洋が広がっています。




(2017年8月5日撮影)

こちらは、大西洋に注ぎ込むリマ川
川幅が大きいことがよく分かりますね。
またヴィアナ・ド・カステロの町が
一望のもとに広がっていました。





(2017年8月5日撮影)

こんもりとした森と
ドームを頂きにもつ教会。
その向こうにははるかに広がる大西洋!
心落ち着く、すてきな眺めですね。







2017.9.25

ポサーダ、ヴィアナ・ド・カステロの夕食と大西洋の夕暮れ時☆2017ポルトガル旅行記(30)





(2017年8月5日撮影)

ポルトガルのポサーダ(国営ホテル)での
夕食は、メインダイニングで。

そう大きくないホテルですから
ダイニングはここしかないみたいですが、
インテリアが、モダンです。




(2017年8月5日撮影)

先ずは、キッシュ!?
間違えてたらごめんなさい。




(2017年8月5日撮影)

メインはポークですね。
ソースが凝っていたような・・・




(2017年8月5日撮影)

この日のデザートは
アイスクリームでした。

そして、食後に
部屋に戻ってベランダに出てみると・・・





(2017年8月5日撮影)

夕暮れの光が
教会のドームを照らしています。




(2017年8月5日撮影)

穏やかに凪いでいる大西洋も
この日の幕を
静かに下ろそうとしていました。





2017.9.27

暮れなずむヴィアナ・ド・カステロの町と月に照らされた素敵な夜景☆2017ポルトガル旅行記(31)





(2017年8月5日撮影)

前回に引き続き、
ヴィアナ・ド・カステロのホテルの
部屋のベランダから
大西洋に注ぎ込む
リマ川と、沿岸の暮れなずむ街の明かり・・・




(2017年8月5日撮影)

教会の丸屋根は
何度見ても、旅情をかきたてます。

そして眼下に広がる風景の
暮れ行く様子に見とれてしまいました。





(2017年8月5日撮影)

この日は、ちょうど満月に近かったようで
夜の帳が降りるにつれ
月のあかりと街の明かりが際立ちます。



(2017年8月5日撮影)

手前の森も暗くなって
ポルトガルの夜は
刻々と深まっていきました。



(2017年8月5日撮影)

不夜城のような
橋の灯りと、川の両岸のライト。

それでも、摩天楼のような
高層ビルがそれほど無いので
なんとなく、ホッとする夜景ですね。

ポルトガルの景観は
どこも、人に優しい印象であることを
実感した夜となりました。









2017.9.28

ポルトガルの水の都と呼ばれるアヴェイロに向かって☆2017ポルトガル旅行記(32)





(2017年8月6日撮影)

ポルトガルのポサーダ(国営ホテル)、
ヴィアナ・ド・カステロで迎えた朝、
部屋のベランダからの朝やけ。

川の上流から日が登りました。




(2017年8月6日撮影)

丸いドームの教会の方をみると
朝日のなかの教会と
朝日に染まる大西洋の水平線・・・




(2017年8月6日撮影)

さあ、景観に恵まれたホテルを出発。
今回のツアー中、
ずっとこのバスにお世話になりました。

ドライバーさんは新婚さんで、
とても優しい若い男性でした。





(2017年8月6日撮影)

この日も、穏やかで
何処までも青い大西洋に注ぐ
リマ川を渡って次の訪問地
ポルトとコインブラの間に位置する
ポルトガルの水の都と呼ばれるアヴェイロへ・・・






(2017年8月6日撮影)

ここは、アヴェイロの
アズレージョの残る駅舎への道。

何処までも高い青い空が
今日の旅にも元気をくれます。




(2017年8月6日撮影)

近代的な駅舎の隣には
旧駅舎が今も残されています。

その理由は、アヴェイロの風景を描いた
駅舎の外壁のアズレージョ(タイル画)




(2017年8月6日撮影)

この町は、入り組んだリア(潟)が
内陸に大きく食い込んでおり
自然の良港として反映した歴史があります。

このアズレージョに描かれている
肥料用の海草を集める船を
モリセイロ(^m^ )と呼び、
弓のように反り返った舳先を持っています。

潟で取れる海草が地味を肥やしたため
今は、漁業と牧畜が産業だそうですよ。












2017.9.29

アズレージョが素敵な古い駅舎と新駅舎が両存する町、アヴェイロ☆2017ポルトガル旅行記(33)





(2017年8月6日撮影)

ポルトとコインブラの間に位置する
アヴェイロという町の古い駅舎。

アズレージョという
外壁を飾るタイル絵に赴きがあります。





(2017年8月6日撮影)

この町は潟が入り込んで
そこで捕れる魚や。海草が
この後のこの地の恵み・収入に!




(2017年8月6日撮影)

改めてみても素敵です。

ブルーで統一した絵だということも
おしゃれですね。

あら、女性も働いています。

漁の様子が、綺麗に描かれていて
働く姿をアズレージョにしているところも
すばらしいですね。



(2017年8月6日撮影)

こちらが旧駅舎のホーム側。

すでにこの駅舎の時間は
止まって久しいはずですが
時計だけは、この日の時を刻んでいるようです。



(2017年8月6日撮影)

1911~1986年に使われていたのでしょうね。
当時の汽車も描かれています。
かわいい絵ですね。




(2017年8月6日撮影)

今は隣に新しい駅が建っています。

最近、人気の高い鉄道風景・・・
「撮り鉄さん」がいらしたら
古い駅舎も、あたらしいホームも
離れがたい被写体となることでしょうね。








2017.9.30

ヴェネチアを思わせるポルトガルの水の都アヴェイロ☆2017ポルトガル旅行記(34)





(2017年8月6日撮影)

ポルトガルのコンブイラとポルトの中間に位置する
アヴェイロは、入り組んだリア(潟)が内陸に
大きく食い込んでおり、自然の良港として栄えた町。

運河沿いの雰囲気は何処と無くヴェネチアを思わせ
ポルトガルの水の都とされています。




(2017年8月6日撮影)

海草や漁をしたへさきの上がった船を
モリセイロと呼ぶそうで
今は観光客を乗せて中央運河を
船頭の案内で45分ほどで巡るようです。




(2017年8月6日撮影)

私達は、散策だけで
乗船しませんでしたが
皆さん、陽気に手を振ってくれて
楽しそう~~♪

好天のもと、遊覧するのは
誰にとっても、心弾みますものね。




(2017年8月6日撮影)

運河は、水面も穏やかですし
見ているだけでも、楽しいですね。




(2017年8月6日撮影)

名残惜しいですが、
心落ち着く風景を後に
バスでコインブラに向かいます。

写真は車窓からパチリ。











2017.10.3

水の都アヴェイロからカラフルな何千本もの傘で彩られた町、アゲダへ☆2017ポルトガル旅行記(35)





(2017年8月6日撮影)

水の都アヴェイロからアゲダの町へは
田舎道をのんびりバスに揺られて・・・
アンブレラ・スカイ・プロジェクトの町として
有名になった、ポルトガルの小さな町
アゲダ(Agueda)

何千本ものカラフルなビニール傘で
空を覆うように飾ります。




(2017年8月6日撮影)


2006年に町おこしとして始まったこのプロジェクトは
いまや世界に知られるアーバン・アートの祭典に!

7月にはじまる約三週間に、
世界から500団体以上ものアーティストたちが参加。
楽団や、バンドのライブ、パフォーマンスが繰り広げられます。

皆様も、テレビか雑誌でご覧になった方もいらっしゃるかも。





(2017年8月6日撮影)

傘のほかに、路地の階段が
こんな可愛くペイントされていました。
傘のアートとの相性もバッチリ(*^-^)

他にも、通年建物の外壁アートや
オブジェが楽しめます。




(2017年8月6日撮影)

私が訪れたのは、お祭りは終ったの?と思うほど
お店は殆どクローズ、記念グッズひとつ買えません。
日曜日だったからかもしれません。

日本なら、ここぞとばかりに
休日返上だと思うのですが・・・

町の皆さんは
熱心なカソリックの方なのかもしれませんね。




(2017年8月6日撮影)

傘自体がアートとして
デザインされているものもあって
おしゃれでカワイイです。



(2017年8月6日撮影)

ビニール傘も、有名デザイナーが
デザインしたものは、結構なお値段で
日本でも売っていますが、
自分で色づけできたら楽しいですね。

アクリル絵の具で描けるのかしら・・・



(2017年8月6日撮影)






2017.10.4

ヨーロッパ最古の大学が世界遺産に登録されている町、コインブラ☆2017ポルトガル旅行記(36)




(2017年8月6日撮影)

アンブレラ・スカイ・プロジェクトの町から
ヨーロッパ最古の大学のある
ポルトガル第三の都市コインブラへ、バス移動・・・

町おこしが必要だったのだろうな~と思われる
のどかな風景がアゲダの町のすぐ近くから広がっています。

逆に言えば、傘プロジェクトが無ければ、
私達外国人!が
ツアーで訪れることも無い土地なのでしょうか・・・




(2017年8月6日撮影)

さて、コインブラに到着、
コインブラは約300年にわたるイスラム・アラブの支配を経て
1143年のポルトガル建国時の首都が置かれ、
1255年までゴルゴーニュ王朝の中心地だったところ。

やってきたコインブラ大学は
1308年にリスボンからコインブラに移転した
700年以上の歴史あるヨーロッパ最古の大学で
世界遺産に登録されています。




(2017年8月6日撮影)

威風堂々とした
大学の校舎ですね。

この大学で学ぶということが
どんなことなのか・・・

観光で訪れるだけでも
背筋ピン!という気持ちになりますね。





(2017年8月6日撮影)

現在も優秀な学生さんが
集まる大学とのことですが
夏休み中ということもあって
学生さんは殆ど見かけません。

広い中庭ですね。



(2017年8月6日撮影)

大学は、新しい部分と
古い部分に分かれていて、
見所は、古い 旧大学のほう。

さあ、中はどんな所なのかしら?と
広いキャンパスを進んでいきます。








2017.10.5

世界遺産に登録されているヨーロッパ最古の大学、コインブラ大学☆2017ポルトガル旅行記(37)





(2017年8月6日撮影)

古い歴史を誇るコインブラの大学構内、
こんな素敵な建物なんです。

階段を上がったギャラリーはラテン回廊と呼ばれ
かつてここではラテン語を話すことが
義務付けられていたといいます。

回廊の壁を飾る
アズレージョの保存状態も素晴らしく
丁寧に修復されていますし
まるでお城のよう・・・




(2017年8月6日撮影)

きらびやかな「帽子の間」

学位授与などに使われていたそうです。




(2017年8月6日撮影)

元は、17世紀に作られた宮廷の広間で
壁にはポルトガル歴代の国王の肖像画。

当時の学位授与は
ステータスがどれだけ高かったのか?
想像するだけでもすごいことですね。




(2017年8月6日撮影)

ベランダにでてみると
街の様子が、目に飛び込んできました。



(2017年8月6日撮影)

赤い屋根が青い空に映えて
ヨーロッパに来ているんだな~と
しみじみ実感するのは、
こんな光景に出会うときです。

ポルトガルの大航海時代に代表される
古き佳き時代が残した文化が
今も脈々と伝わり、大切にしているのが
よくわかります。

**********

実はこの後、コインブラ大学の中でも
最大の見所、1724年建造の
蔵書30万冊というジョアニア図書館を見学。

2013年に世界遺産に登録され、
ディズニー映画の「美女と野獣」の
図書館シーンのモデルにもなった所。

なんと古書に付く虫対策にコウモリ、
ねずみ対策に猫を飼っているという、
スゴイ図書館です。
ほとんど、
ハリーポッターの世界、マンマですよね。

残念ながら、撮影禁止だったので
写真はありませんが、
圧巻だったことを書き添えたいと思います。

~参考までに~
興味のある方は、
検索なさると画像がご覧になれます。







2017.10.6

コインブラの町の立派なゴシック様式の祭壇のある、旧カテドラル(教会)☆2017ポルトガル旅行記(38)



(2017年8月6日撮影)

ポルトガルの建国の地、
コインブラで次に訪れたのは
大学のすぐ傍に建つ 旧カテドラル(教会)
写真は、正面から見た旧カテドラル。

ムーア人の侵略を恐れ要塞としても使われた
堅牢な外観が印象的です。




(2017年8月6日撮影)

アフォンソ・エンリケスによって1162年に建立され
ロマネスク様式の教会。

写真は、内部のゴシック様式の祭壇、
これまた圧巻!




(2017年8月6日撮影)

アップで見ると、
マリア様が合掌しています。

緻密な造りですね。



(2017年8月6日撮影)

回廊もゴシック様式としては
ポルトガルでもっとも古い13世紀の建造。

さすが、ポルトガルの最初の首都だった
コインブラならではの歴史的建造物です。






2017.10.8

ポルトガルの文化が日本に来た事が良くわかった町、金平糖とか☆2017ポルトガル旅行記(39)





(2017年8月6日撮影)

先日に引き続き、
ポルトガルの最初の首都であった
コインブラの旅日記。
こちらはメインストリートです。

フラットな石畳が綺麗ですね。

ポルトガルはどの街の
どんな所も、とても綺麗でした。

観光を意識してという事もあるでしょうが、
シンガポールのように罰金があるとも
聞きませんでしたし、

国民性だと、ワタシは思ったのですが・・・




(2017年8月6日撮影)

お土産物屋さんを丸ごと!の気分でパチリ(*^-^)

左側の茶色いグッズ、何だと思われますか?



(2017年8月6日撮影)

ポルトガルの名産
コルク製品です。

ワインの栓でお分かりのように
水を通さず、軽いのが特徴。
バック類を初め、洋服、
傘まであるのですね!

ツアー仲間の皆様はバッグを買われたようです。
私は、お土産にアズレージョ風タイルの貼ってある
コルクの鍋敷きを求めました。




(2017年8月6日撮影)

お天気も良いし、少し暑かったけれど・・・
ぶらぶら散策、楽しいですね。



(2017年8月6日撮影)

お菓子やさんのウィンドーには
こんなお菓子も!
懐かしい「カルメラ焼き」に似てませんか?

ひょっとして、カルメラ焼きのルーツもポルトガル?

そう思ってちょっと調べてみたら
カルメラの語源は
ポルトガル語の「甘いもの」(caramelo)だそう。

ポルトガルとの縁はいたって身近なところにありますね。




(2017年8月6日撮影)

そしてこちらは、コンフィト・コン・ピコシュ
砂糖がイボ状に結晶化した、金平糖の元祖。
復活祭の伝統菓子です。



(2017年8月6日撮影)

ツアーコンダクターさんがおっしゃるには
なかなか売っていなくて、
ここならありますよ!と案内して下さいました。

金平糖の元祖のほかに
カステラのルーツの焼き菓子
パォン・デ・ロー・デ・マルガリードとか・・・

遠く異国のポルトガルの文化が
食文化としても日本にしっかり
根付いていることが実感できた町でした。




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2017.10.9

美しい海岸線を持ち、古くから拓かれた素朴な漁師町、ナザレに☆2017ポルトガル旅行記(40)





(2017年8月6日撮影)

先日ご紹介した 世界遺産になっている
コインブラ大学や、構内の図書館をあとに
バスでナザレに向かいます。

写真は車窓から見た、コインブラのモンデゴ川。



(2017年8月6日撮影)

ナザレへの移動中の風景。
のどかでしょう?

ポルトガルは見所もありつつ、
くつろげる旅を楽しませてくれました。




(2017年8月6日撮影)

夕方着いた港町ナザレのホテル。
明るい色調で整えられています。



(2017年8月6日撮影)

この移動はバスの移動での時間がかかり
先ずは、ホテルで夕食。
ふつうに、スープでスタート(*^-^)



(2017年8月6日撮影)

一皿のサラダに・・・



(2017年8月6日撮影)

この日は、サルディ―ニャス・アサーダス、
と聞くと立派そうな名前ですが、
実は、イワシの塩焼き、
春から夏の風物詩だそう。
なんだか、日本の海辺の民宿みたいですが
私達には馴染みの味で これまたホっとします。
ナザレは漁師さんの町なので
歓待のメニューなのでしょう。
お代わりもできたようですが、
どなたも、ご遠慮なさっていました・・・(^m^ )




(2017年8月6日撮影)

デザートはチョコレートムース(ババロア?)
いってみれば旅行中は、
毎日外食となるので
ツアー食は胃に優しく、
ほどほどの量がありがたいですね。




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2017.10.2

大西洋に沈む夕日を見にナザレの町の海岸に☆2017ポルトガル旅行記(41)





(2017年8月6日撮影)

ポルトガルは言わずと知れた
大西洋に面しています。

なので、お天気の良い日には
大西洋に沈む夕日が
この港町ナザレを照らします。
海岸の近くにホテルがあり、
時間があったので夕日を見に出かけました。






(2017年8月6日撮影)

漁師の町ナザレ、
8世紀に西ゴート王ロドリゴが
ロマノフという僧を供にこの地にやってきたとき
携えてきたマリア様ははるか
イスラエ・ナザレからやってきたということが、
この地名の由来だといいます。

海岸の砂が夕日の影を伴って
美しい姿をみせています。




(2017年8月6日撮影)

写真のように、海岸沿い一体は
「海の家」と呼ぶにふさわしい
ヨーロッパ中からくるバカンス客のための
かわいいおうちで一杯です。





(2017年8月6日撮影)

そしていよいよ、入日タイム、
皆、寡黙になるのは万国共通・・・



(2017年8月6日撮影)

大西洋に沈む夕日を追いかけるように
ワンちゃんの散歩タイム。
左下に写っている
砂地を走る、
飼い主にも、ワンちゃんにも
素敵な時間になりますね。

静かに時が過ぎていきました・・・





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2017.10.12

漁師の町ナザレの断崖絶壁の上からナザレの町と大西洋を見渡して☆2017ポルトガル旅行記(42)





(2017年8月7日撮影)

先日に引き続き、
ポルトガルの海辺の漁師の町「ナザレ」

ポルトガル国内はもとより
ヨーロッパ中から訪れるバカンス客で
砂浜は埋め尽くされます。

その海岸の沿って広がるブライア地区から

断崖絶壁の上のシティオ地区に上るために
ケーブルカーに乗りました。




(2017年8月7日撮影)

ケーブルカーの駅舎の壁面を飾る
現代風!?アズレージョ。
色彩も綺麗で、可愛いですね。



(2017年8月7日撮影)

断崖絶壁の上から眼下をみると
赤い屋根に白い外壁が
統一された街の景観を作っています。

高く大きい看板も見当たらないし
あるべき景観がしっかり保持されていて
美しい~~♪




(2017年8月7日撮影)

弧を描く穏やかな海岸も
絵に描いたように美しいですね。



(2017年8月7日撮影)

砂浜にに並ぶ箱型のものは、
日除けテントだったと思います。

いわゆる海の家?!(*^-^)




(2017年8月7日撮影)

そして、圧巻がこちら!

絶壁が大西洋にせり出ていて、すごい!!

見ているだけでもスリリング、
映画のワンシーンのような眺めです。

さすが、ヨーロッパからのサマーバケーション客が
たくさんやってくる土地柄ですね。



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2017.10.13

ナザレの町の名前のもとになった断崖絶壁の上の教会☆2017ポルトガル旅行記(43)



(2017年8月7日撮影)

昨日に引き続きポルトガルのナザレ。
絶壁の上のシティオ地区にある
メモリア礼拝堂の外壁に残るアズレージョ。




(2017年8月7日撮影)

言い伝えによれば1182年
霧のかかった朝、
ドン・ファス・ロビーニュという城主が
馬に乗って狩りをしていたところ
獲物の鹿を岬の先まで追いかけていくと
鹿は急に姿を消した・・・

城主を乗せた馬は後ろ脚だけで踏ん張っていたとき
マリア様が現れ、馬は奇跡的に後戻りし
九死に一生を得た・・・

そのご加護に感謝し礼拝堂を建てたそうな。

その言い伝えのままが
建物の後ろの壁にアズレージョで描かれています。



(2017年8月7日撮影)

そしてこちらが、
ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会。

ロマノという僧がイスラエルのナザレから
マリア像をこの地まで持ってきた後、
死の直前にマリア像を
崖の洞穴に隠してしまったので
長い間不明でしたが、
468年後に羊飼いたちがこれを見つけ出し、
巡礼者たちが訪れるようになったという事から
ナザレの地名が付いたそうです。




(2017年8月7日撮影)

因みにバスコ・ダ・ガマも訪れています。
この立派な祭壇をガマもご覧になったのかも・・・



(2017年8月7日撮影)

奇跡をおこしたマリア様、
胸に抱くキリスト様を
いつくしんでいる様子が伝わってきますね。




(2017年8月7日撮影)

祭壇には、モルセラ(みどりの変わった形の植物)と
白の大輪の菊、
生のお花が供えられていました。

白とグリーンの組み合わせは
教会にもピッタリの
清らかな印象を与えてくれますね。




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2017.10.15

ナザレの町の名前の元になった教会はアズレージョも素晴らしい☆2017ポルトガル旅行記(44)





(2017年8月7日撮影)

先日に引き続き
ポルトガルの漁師の町ナザレの
ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会。

ヴァスコ・ダ・ガマも
祈りを捧げたという歴史ある教会で
現在の建物は17世紀のものです。



(2017年8月7日撮影)

この教会の内部は祭壇付近から翼廊まで
見事なアズレージョで
多くの壁が装飾されています。




(2017年8月7日撮影)

大好きな白地にブルーというのも
心惹かれますね。



(2017年8月7日撮影)

天井もご覧の通り、見事です。



(2017年8月7日撮影)

旧約聖書を題材とした
18世紀のアズレージョで埋め尽くされており
奥の階段を上ると
祭壇中央のマリア像背後へと通じます。




(2017年8月7日撮影)

壁面のアズレージョも、
モチロン素晴らしいのひとことですね。




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2017.10.18

漁師の町ナザレから谷間の真珠と呼ばれる町、オビドスに☆2017ポルトガル旅行記(46)




(2017年8月7日撮影)

先日ご紹介した
ポルトガルの漁師の町ナザレから
首都リスボンに近いオビドスヘ。




(2017年8月7日撮影)

城壁に囲まれたオビドスの人口は800人ほど。
谷間の真珠と呼ばれる可愛い町は
ローマ時代に敵の侵入を防ぐために
築かれた歴史ある城壁の内部にあります。



(2017年8月7日撮影)

おとぎの国への入り口には
ポルタ・ダ・ヴィラという
イスラム時代に造られた
オビドスのメインゲートがあり・・・




(2017年8月7日撮影)

敵の侵入を防ぐ為にジグザグ構造になっていて
瑞々しいアズレージョは18世紀のもの。

天井の唐草模様は
イスラムの雰囲気を感じさせますね。




(2017年8月7日撮影)

門を抜け城壁内に入ると
道が2本にわかれ
左側がオビドスのメインストリート
ディレイタ通り。

石畳の細い道に
お土産物やさんがびっしりの小道が
この先に続きます。
さあどういう町でしょう・・・




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2017.10.16

古くからの町オビドスが王妃の街とも言われる由来☆2017ポルトガル旅行記(46)





(2017年8月7日撮影)

街の歴史は紀元前300年ごろと古く、
ケルト人による建設にはじまり
1288年、ディニス王とイザベル王妃が
婚礼旅行でオビドスに滞在した際、
王が街を王妃に贈り王妃直轄とし、
以来1833年まで代々の王妃に受け継がれ・・・
「王妃の街」として知られるようになった歴史があります。

オビドスの石畳には
中世からの歴史を感じますね。



(2017年8月7日撮影)

連なる家々の白壁が眩しく
町全体の統一感が素晴しい!オビドスを散策。

ポルトガルではあまりお買い物することもなく
今まで旅してきたので
かわいいグッズが新鮮に見えます。




(2017年8月7日撮影)


メインストリートから横道を見ると
かわいい女の子が!

いままで、ヨーロッパを旅して
街の横道には、
はっとするような光景を見つけることが多いので
この日も、密かに横道チェック(*^-^)




(2017年8月7日撮影)

このお嬢さんは
パパと遊びに来ていた女の子。

パパも、愛娘の姿を
一生懸命(*^-^)写真におさめていました。

今風に言うと、まさに
インスタ向きの景観ですものね。
記念に残る一枚が残せたことでしょう。

ワタシも少し離れた所から
緑豊かな風景と一緒に、
撮らせていただきました。



(2017年8月7日撮影)

白壁に花が映える景色・・・
この風景は、街の人たちが
努力して維持しているのでしょう。

ヨーロッパでも、決して華やかな
ツアースポットに恵まれているとは
思えなかったポルトガル・・・

訪れてみると、
歴史的遺産を大切にしていて
ホントにすごいな~と思うのでした。

商業主義的な匂いがないところも、
街にまったくゴミが落ちてないところも!
好印象ポルトガルを構成していると感じました。




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2017.10.19

谷間の真珠とも呼ばれる町オビドスの白壁が綺麗なサンタ・マリア教会☆2017ポルトガル旅行記(47)





(2017年8月7日撮影)

もとは、西ゴート族の聖堂だった建物で
その後幾度も再建された
サンタ・マリア教会。

この教会も白壁が綺麗ですね。



(2017年8月7日撮影)

内部に足を踏み入れると
こちらも、素晴しいアズレージョが
内壁を飾っています。



(2017年8月7日撮影)

白地にブルーというのが
何度見ても新鮮で、いいですよね。

特に、ブルーと「しろもの」好きな
ワタシとしては、とても惹かれました。



(2017年8月7日撮影)

小さめの窓から入る光に照らされた
アズレージョも、格別ですね。




(2017年8月7日撮影)

中央祭壇に進んでいきます。



(2017年8月7日撮影)

祭壇の木版に描かれた8枚の絵画が見所。

町で一番大きな教会は
アズレージョも見ごたえがあり

谷間の真珠オビドスは
首都リスボンへの南下の旅路を
豊かなものに彩ってくれました。

**********

所属するボランティア団体の
日本全体の会合(地区大会)があり
今日19日から21日まで高松に参ります。

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2017.10.20

王妃の街とも呼ばれるオビドスのお土産物屋さん☆2017ポルトガル旅行記(48)





(2017年8月7日撮影)

王妃の街とも呼ばれるオビドスの小道に連なる
チャーミングなお土産物屋さん。

アズレージョの絵が、
色んなグッズに描かれています。





(2017年8月7日撮影)

こちらは、コルク製品。
バッグや、ジャケットもあるのには
ビックリしました。

軽く防水性があるコルクの利用法は
決してワインの栓や、コルクボード
床材だけではないんですね。




(2017年8月7日撮影)

こちらは、ワインや
魚の缶詰などを売っています。




(2017年8月7日撮影)

旅の最後に訪れる首都リスボンでも
たくさん売っていたお魚系の缶詰。

お土産向けに
イラストで中身が分かるようになっていて
楽しいですね。




(2017年8月7日撮影)

アズレージョの絵柄が
グッズにコピーされていて
なかなか、おしゃれ~

ワタシとしては
どれもこれも買いたかったけれど、
割れ物だし、なんと言っても重さがね~

旅の途中で買う勇気はありませんでした。



(2017年8月7日撮影)

でも、軽いコルクと一体なら!と
鍋敷きになるタイプを
友人達のお土産にゲット。



(2017年8月7日撮影)

こちらも素敵な絵付けですよね。
本当は、欲しかった・・・

でも、食器棚の実態を思い返して
ガマン・ガマン (*^-^)

2度訪れることはないだろうな~と
思う土地でのお土産屋さん巡りは
何処も立ち去りがたく、心の内での
幸せの小さな葛藤がありました。

**********

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2017.10.22

王妃の街とも呼ばれるオビドスの街の散策あれこれ☆2017ポルトガル旅行記(49)





(2017年8月7日撮影)

1288年~1833年まで代々の王妃直轄として
受け継がれた歴史ある「王妃の街」
オビドスのメインストリートは
ご覧のような細い道の両サイドに
お店が立ち並び
観光客で賑わっています。



(2017年8月7日撮影)

夏の間は白壁に花が咲き乱れ・・・



(2017年8月7日撮影)

王妃の街らしく、華やいだ通りです。

ブーゲンビリアの植栽の足元も素敵ですね。

ポルトガルの旅では
何度もご紹介しているように
街はいたるところ清掃が行き届いていて
ゴミを見ることがありませんでした。

チェコやブタペスト辺りを旅したときも感じましたが
国民性もあるのでしょうか・・・
ともあれ、すごいことですよね。

シンガポールのように
法令で罰金があるとも聞きませんでしたし・・・



(2017年8月7日撮影)

城壁に登り
街の入り口メインゲート辺りを

城壁の上からパチリ。





(2017年8月7日撮影)

刀剣を頭に乗せて踊る
パフォーマンスをやってました。

この地に伝わるダンスなのでしょうか・・・
雰囲気がピッタリ。

こんなワンシーンが
後々、旅の思い出として心に残ります・・・


**********

昨夜、夜遅く高松より無事帰ってきました。
台風の被害の被害にも合わず、
飛行機も殆ど揺れませんでした。
ご心配いただきありがとうございました。




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2017.10.16

王妃の街、オドビスでのランチのデザートはカステラの原型☆2017ポルトガル旅行記(50)





(2017年8月7日撮影)

ポルトガルの王妃の街
オドビスでのランチタイム。

パンにつけるバターと
オリーブと、何か・・・
いろいろ工夫したような
ジャム類で美味しかったです。




(2017年8月7日撮影)

ポタージュ、色からして
トマト? パンプキン?
忘れてしまいましたが・・・

でも、ソロソロ疲れが出てきている身(胃?)には
優しくて、おいしかったですね。




(2017年8月7日撮影)

メインは魚貝と
フライドポテトのミックス。

日本ではあまり見ない組み合わせの料理ですが
美味しかったですよ。




(2017年8月7日撮影)

そしてこちらが、
カステラの原型といわれる
パン デ ローというお菓子。

ほんのり淡い甘みがあり
食感はフワフワで美味しいですが
カステラとは形が違って丸い高さのある
ホールケーキ風。
シフォンケーキっぽいかしらね。

パン・デ・カスティーリャ
(pão de Castela、カスティーリャ地方のパン)
というポルトガル語から、
和菓子「カステラ」となったらしいです。




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2017.10.24

ポルトガル王の離宮のあったこの世のエデンと湛えられた町、シントラ☆2017ポルトガル旅行記(51)





(2017年8月7日撮影)

王妃の街オビドスをあとに、
リスボンの近郊(約28キロ)
シントラという町に向かいます。

この日も、午後からは暑過ぎず
気持ちの良い天候に恵まれました。



(2017年8月7日撮影)

深い緑に覆われた山中にあるシントラは
離宮を中心として、
豪奢な城館や貴族の別荘が点在。

かつて、イギリスの詩人バイロンが
「この世のエデン」と湛えた
美しい景観は、世界遺産にも登録されています。




(2017年8月7日撮影)

遠くからもはっきり見える
ムーアの城跡。

7~8世紀にムーア人によって築かれ
1147年にアフォンソ・エンリケス王によって落城され
その後修復されたのですが
現在は廃城のようになっているようです。




(2017年8月7日撮影)

シントスで訪れた
イスラム教徒が残した建物を
ディニス王が居城とし
14世紀にはジョアン1世が増改築を行ったお城。

お城のエントランスからの町の景観。



(2017年8月7日撮影)

こちらが王宮の外観です。

さあ、どんな内部になっているのでしょう?
次回は、王妃になった気分で見学を始めましょう・・・






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2017.10.25

エデンの園と呼ばれた町シントラの離宮の中は・・・☆2017ポルトガル旅行記(52)




(2017年8月7日撮影)

リスボン近郊の
王侯貴族に愛された避暑地、シントラの離宮。
ムーア人が残した建物をもとに
13世紀末にティニス王が王宮の原型を整備。


歴代王は、栄華と美意識を誇示する為
趣向を凝らして増改築を繰り返し

結果、多様な建築様式が渾然一体となった
複合建築が完成したのだそうです。

まずは、上の写真「白鳥の広間」
宮廷舞踏会場として用いられた大広間。





(2017年8月7日撮影)

ジョアン1世が英国に嫁いだ
娘カタリーナの幸せを願い
生涯伴侶を変えず夫婦円満の象徴とされる
白鳥が27羽天井に描かれています。

カタリーナは、英国に
アフタヌーン文化をもたらした方。

シャンデリアも、素敵ですね。




(2017年8月7日撮影)

そして、壁面もタイル張りで
凝ったデザインです。






(2017年8月7日撮影)

そしてこちらは、「カササギの間」

ジョアン1世の治下、
宮廷で起きた浮気事件に由来する部屋。
カササギ(おしゃべり・かしましいの意味)の
モチーフと「浮気ではなく善意の接吻」を意味する
言い訳の言葉の文字が天井一面を覆っています。

暖炉のあるインテリアや
調度品も素晴らしい!




(2017年8月7日撮影)

緻密な絵柄のアズレージョも圧巻。
レイアウトも素敵ですね。




(2017年8月7日撮影)


何時の世も、浮気騒動は
人の噂が噂を呼び、かしましいのですね。

それにしても、カササギのモチーフと
宮廷のスタッフとの浮気の現場?の言い訳
「あれは、善意の接吻だった」との言葉で
天井を埋め尽くすなんて・・・

どこか、北欧チックな
モチーフデザインの「カササギの間」

おしゃれでモダンな部屋でした。




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2017.10.26

エデンの園と呼ばれた町シントラの離宮の部屋、部屋・・・☆2017ポルトガル旅行記(53)



(2017年8月7日撮影)

シントラの王宮の広間、
それぞれに素晴らしく、目をはなせません。

続いて見学したのは「紋章の広間」
ドーム天井一面に16世紀の
王侯貴族の紋章が掲げられた最上部の間。




(2017年8月7日撮影)

それぞれの紋章が今もくっきりと
確認することが出来ます。

貴族以外にも
ヴァスコ・ダ・ガマや
1500年ブラジルに漂着した
カブラルの紋章もあります。



(2017年8月7日撮影)

壁のアズレージョは18世紀製。

タイルに描かれた絵の
年代を経ても劣化しない艶やかさを
今もしっかり、観ることができます。

徳島の大塚国際美術館にいったときの
陶板に焼いた世界の名画にも
圧倒されましたが、
ポルトガル各地に残るアズレージョは
その原型を観る想いです。




(2017年8月7日撮影)

次に訪れたのは「アラブの間」

ムーア人たちは、中央に施された
噴水を囲んで宴を催したといいます。



(2017年8月7日撮影)

噴水も、手の込んだ細工で
室内で噴水を楽しめるこの広間は
まさにアラブの間というに
ふさわしい広間だと思うのでした。

ここでは、アルハンブラ宮殿の噴水を思い出しました。
当時の人々にとって、
噴水は特別の意味をもつのだそうです。



(2017年8月7日撮影)

この部屋のアズレージョは
国内に現存する最古のものだそうです。

立体を思わせる構成で並べられていますね。




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2017.10.29

エデンの園と呼ばれた町シントラの離宮の色々な部屋・・・☆2017ポルトガル旅行記(54)





(2017年8月7日撮影)

先日に続き
ポルトガル首都リスボンの近く
シントラの離宮。

建物の、二つの円錐形の搭がご覧いただけますか。




(2017年8月7日撮影)

これは
円錐型が特徴的な、厨房の煙突で、
33メートルの高さがあります。



(2017年8月7日撮影)

厨房内部から見上げても、高~~い!!

火災を意識したために
他の部屋から極力離れた所に位置しています。



(2017年8月7日撮影)

カマドも整然としていて、
真っ白なタイルが輝いていますね。

どんなお料理が調理されたのでしょう?

シェフは、男性だったのでしょうか?
何人のスタッフで
何人分の食事を作っていたのでしょうね。




(2017年8月7日撮影)

満腹になって(*^-^)お休みになる寝室。

こちらもアズレージョが施されています。
こちらのアズレージョの縁取りも
とっても凝ってますね。

調度品の打ち出し模様も素敵です。




(2017年8月7日撮影)

これは宮殿の別な部屋に
飾られていた一枚の絵、
聖ヨハネの肖像です。

なぜかキャミソール姿、
こころなし、まなざしも???

でも、あくまで、大聖職者ヨハネです。(*^-^)



(2017年8月7日撮影)

これも別な部屋ですが
繊細なガラス細工の豪華なシャンデリア。
記憶が正しければ、ヴェネチアの製品だとか。

一昨年の夏、再訪したヴェネチアや
ベネチアンガラス工場が幾つも並ぶ
ムラーノ島のことを思い出しながら、
きらきらシャンデリアを見上げました。




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