バラは自分で動くことができないから、環境も選ぶことができないですよね。
東隣がスッキリして、午前中の太陽が当たるようになったのはメアリーさんや多くのバラにとって幸運でしたね。
メアリーローズさん、秋もいい色で咲いてくれることでしょうね。
(2020.09.24 20:02:13)
今年の米「TIME」誌の「世界で最も影響力のある100人のリスト」に、日本人が２人選ばれました。１人はテニスの大坂なおみさん、彼女は昨年に続き、２年連続の選出となりました。今年は全米オープンの時期に「私はアスリートである前に一人の黒人です」と発言、人種差別問題に大きな一石を投じたことが評価されたのでしょうね。
もう一人はジャーナリストの伊藤詩織さん（1989年生まれ、現在31歳）
彼女は、2015年４月、ジャーナリスト見習いの時にTBSのワシントン支局長だった山口敬之（のりゆき）氏と知己を得ますが、４月３日から４日の早朝にかけて東京で山口氏との会食中に意識を失い、気がついたらホテルで山口氏にレイプされていたことが発覚、通常、このようなレイプ事件では被害を受けた女性の側が恥ずかしがって泣き寝入りするケースが大半なのですが、詩織さんは勇敢にも実名を出して山口氏を告訴、
同年４月30日、詩織さんの告訴は受理され、同年６月初めに山口氏に対し、逮捕状が発行されます。
同年６月、ドイツにいた山口氏は、日本に帰国するように要請され、この機会に警察当局は山口氏逮捕のため、成田空港に向かうのですが、その途中で、警察上層部から突然、「逮捕中止」の指示が発令されます。
この唐突な「逮捕中止」命令を発令した人物は、当時の警視庁刑事部長で、現在は警察庁のナンバー２である警察庁次長に栄転していり中村格（いたる）氏です。（尚、中村格氏は2015年３月まで当時の菅官房長官の秘書官も務めていた人物で、安倍・菅政権に非常に近い人物のようです）
上記の結果、伊藤詩織さんは自身が被ったレイプ被害を日本の司法の場で糺す機会を失ってしまいました。
普通だったら、大抵の女性は、ここで「泣き寝入り」になるのですが、ここからが伊藤詩織さんの真骨頂、実名を出し、外国人記者クラブなどで記者会見をすると共に、レイプ事件の詳細を語った手記「Black Box」を出版、世界的にも、「#MeToo運動」の嚆矢となる女性の一人となりました。
山口敬之氏は、安倍元首相のヨイショ本「総理」（幻冬舎）を出版するなど、安倍・政権に諂う似非ジャーナリストだとリュウちゃんは考えています。
この「詩織問題」は加害者がテレビマスコミ大手のジャーナリストであったためか、事件の詳細は殆どテレビでは黙殺されて来ました。
「TIME」誌の「世界で最も影響力のある100人のリスト」発表後も、テレビはほぼ完全に黙殺（大坂なおみさん１人だけ選ばれたのであれば，テレビも相当大きく採り上げた筈ですね）
「#MeToo運動」、
日本は完全に後進国ですね！
(2020.09.24 21:54:20)
