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そうそうたる作品ばかり。 チラシに描いてあったとおり空前絶後。 圧巻だった。 初期の頃に描いた《三十番神図》にはビックリした。 若い頃はこんな細かいタッチだったのか。 《山水図襖》にも仰天。 圓徳院に勝手にあがりこんでチャチャチャ~って襖に描いたそうだが、それにしてはウマすぎないか。 襖の模様までも計算に入れているかのようで舌を巻いた。 吸い込まれそうな錯覚に陥った。 若かりし頃に京都の智積院で見た障壁画たちとも再会。 永徳とは違う路線で発表して成功をおさめていった過程が良くわかった。 《波濤図》の波の動きがすごい。 てんでばらばらになりがちな波をバランスよく絶妙に配置しているような。 《瀟湘八景図屏風》にはウットリした。 セクション名「墨の魔術師」とは良く言ったもんだ。 謎が多い作品と言われる《月夜松林図屏風》。 本当にあの《松林図屏風》とソックリだ。いいなあー。 月が当たってる分(?)、若干サワヤカな印象。 そして最後の展示《松林図屏風》に行き着いた時、即座に思ったのが「(こっちのが)湿っぽい!」。 やはり《月夜~》と比べると、湿った空気感や濃霧が濃厚に感じた。 多くの人がなかなか立ち去れずに固まっていた。 私も あらためて感動してしまった。 19,241歩 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.07 20:48:24
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