何が真実なのか?
●「日中戦争 真実の歴史」(黄 文雄:著)●「マンガ嫌韓流」(山野車輪)上記2冊を読みました。そんな本は読むべきでない、という人も居るかもしれないですが、種々関連情報を求めている中で、行き会った本(一つはマンガですが)ということです。当然別の立場の内容の本も存在すれば読んでいくつもりです。何故、そんな本を読むのか、それはこういう気持ちからです…。日中・日韓の間の問題、というより中国や韓国から何かにつけ「歴史認識」に関して一方的にいろいろ非難・注文されることを聞いていると次第にフラストレーションが募ってきます。国が違えば、いや極端に言えば人が違えば歴史認識は違ってくる。それは当然。しかし、認識の対象となる「真実」は一つしかないわけでしょう。「これが真実だ。」「いや、そうではない。真実はこうだ。」そのへんの調査、研究、討議が全ての原点。肝心かなめということですよね。真実に関しての結論が出れば、そこからその真実に関してのお互いの立場からの解釈、見方について議論をする。同じ認識になる、ということは不可能に近い。だから妥協点をどこに置くか、その努力が外交になる。市井の人間としては自分の出来る範囲で真実を知る努力をし、自分の座標軸を持ち、自分の信じる方向の政治、外交をしてくれる政治家を選ぶことですよね。そういう意味で、日中、日韓の問題について、いろんな角度から書かれた本や、情報を今後も探し、読んでいくつもりです。