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杏子のKIMAGURE缶

その11

H13.11.14(水)
昨夜は赤ん坊が夜中におっぱいだの、ウンチだのでしょっちゅう起こされた。きっと昼間、サロン・ド・おっぱいだの祝い膳だのでいっしょにいる時間が少なかったせいだろう。おっぱいが足りていなかったのか?
 母乳の場合は、ミルクの子とちがって長くても2時間おきくらいには起きてしまう。時には3時間あくこともあるけれど・・・ いまはだいたい2時間ってところか。でもまだいいほうだ。人によっては、初めての子の人だったら、ほぼ1時間おきくらいには起きてしまって、しょっちゅうおっぱいをくわえさせている格好になってしまう。
 私も長男のときにはそうだった。苦労したもんだ。いまはさいわいにもうまくいっているが。こんな私だが、昨日くらいから乳首の先が痛いなと思っていたら、ちょっと詰まってしまったようだ。
 助産婦さん(総婦長さん)に見てもらって、抗生剤の塗り薬をもらった。
 飲ませ方とか角度とか悪かったかな。
 張ってくると痛くって熱をもってくるようで、ちょっと苦しい。マッサージも痛いけど、パンパンに張ってるのもまたつらいものだ。当分また、おっぱいとのつきあいがはじまるんだなあ・・・
 それとオムツ替えもだ。やっと長男がオムツとれて幼稚園に通いはじめたと思ったら、もう次だ。当分、四苦八苦しそう!
 さて、明日はいよいよ退院の予定だ。赤ん坊の黄疸検査がOKだったら、決まりだ。診察も今日あるかと思っていたが、明日のようだ。
 会計から料金を知らせてきた。正式のものじゃないけど、概算で。どうやら30万はでないようで、ホッとした。この病院、見かけよりは意外にかからないんで、ありがたいことだ。
 全個室で、各部屋にはいたれりつくせりの装備。CD・MDデッキにゆうせんまであるのだ。テレビはテレビデオだし、ベッドは上げ下げ自由なギャッチベッドだし・・・
 母子同室(母子同床)で、ミルクというものを徹底的に排除し、(この病院には調乳指導も、お土産の粉ミルクも存在しない!)母乳オンリー、という方針の病院だけど、先生も看護婦さんも助産婦さんもみんな親切で、やさしいのでとってもいい。フンイキも明るいしね。
 以前、長男出産のとき里帰り出産した病院は、一応母乳育児をかかげてはいたが実質はミルクをすぐに足してしまうという、エセ母乳育児の病院だった。おかげで、私は母乳がでないと決めつけられ、ひどい落ち込みに。
 授乳も、3時間ごとに一室に集まってみんなでおっぱいまるだしぃ(^^;・・・の授乳。おまけに搾乳という、のもついてくる。まるで乳搾りやってるみたいな心境になる(笑)。看護婦もハッキリした人が多くて、落ち込み気味の私には怖かった。
 一室に集まってだと、隣りの人(当然、お乳はあふれるほどにでてる)が気になるし。何か、監視されてるようでいやだった。こっちの病院はそういのうが全然なくって、授乳もそれぞれが部屋でやるようになっている。考えてみれば、集まって授乳する必要なんてないわけで、各人がそれぞれのペースでできればよいことだと思う。
 だから、今回は他人の目を気にすることもなく、自分のやり方でできたってのがよかったかな。
 食事をラウンジでとるというのも、他のママさんたちとの交流ができてよかったし。(以前の病院だと、個室で各々勝手に食べてた)
 こんなことなら、前回も里帰りなしで、こっちで産めばよかったなあと今更ながらだが後悔した。わざわざ遠い山梨まで帰って産むメリットはなかった。デメリットばかり。唯一よかったことって、友人知人に会えたってことくらい。それと実家の父母に子どもを見せられたってことくらい? 病院に関してはツイてなかったと思う。
 まあ、いまさらだけれどもね・・・

  読書  「暗黒童話」(乙一)集英社



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