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杏子のKIMAGURE缶

山口・最北端の旅

H11.11.21(日)

 山口の最北端へ行ってきました。荒れ狂う日本海も見てきました。ホムンフェルスという、何層もの地層が見える崖も見てきました。上から下をのぞきこむのは勇気がなくて、ちょっとできなかったけど…。
 旦那の会社の人たちといっしょに、また温泉へ行ってきたのです。田万川温泉というところで、山口の最北端、そして東側が島根県との県境という小さな町です。ガイドブックにもほんのちょこっと紹介されてるだけの…。
 でも温泉は気持ちよかった。「憩いの湯」という入湯料400円という安さの、施設でした。内湯のほかに、露天風呂もついていてこちらは中と違ってぬるめだったので、子供も安心して入ることができました。
 おかげでこちらも少し骨休めになりました。外の空気を吸いながらの入浴というものは、ほんとよいものですね。男湯とも、完全に分かれてるから、その点心配もないし…小さな女の子が、露天風呂が男湯とつながってればいいのに、という爆弾発言してました。じょ、冗談じゃないぞ(爆)。
 ご飯食べる前に、見にいったホルンフェルスという崖がすごかったです。なぜホルンフェルスなんて名前がついてるのかは、謎ですが、大断層と関係があるのかな~? ここは須佐町という、須佐之男命が出雲の国から志良岐へ往復したときの休泊地であったという伝説が残る町だそうです(このへんガイドブックまるうつしだから、どういうことか詳しくは聞かないでね)。
 崖までは整備された道がついていて、安心してそこまでたどり着くことができました。崖の下を覗き込むなんて恐ろしいことは、とてもできませんでしたが。落ちたら確実に死ぬことだけはわかりましたね。
 崖からは、下のほうへ降りる道がついていたので、下へ降りてみました。崖はまるでバームクーヘンのような状態で、きれいな断層が見えます。高さは15メートルくらいで、赤や紫、黄色などの色が混ざっていて、とてもきれいでした。けっこう珍しい断層らしいです。
 海は荒れていて、さすが日本海です。しぶきをあげる波をバックに写真を撮ろうと思いましたが、なかなか波のあがるタイミングがつかめません。うまく撮れてるかどうか…。息子はこの海を吸い寄せられるように見つめてました。写真撮るときに、前を向いてと言ってもイヤダといってきかなかったくらい。

 帰りに前回も行った農場、船方農場へ寄ることになりました。ソフトクリームを食べたところです。今回はさすがに、寒いことも手伝って食べはしませんでしたが、その代わりというわけじゃありませんが、あんこ入りのよもぎ餅を食べました。何かイベントがあったらしく、その場でついたものを売ってたのです。つきたてのお餅は、やわらかくてすごく美味しかったです。
 中に入ってるあんこも甘くて美味しい。1個80円というところがちょっと高いかな、と思いましたが…。子供も喜んで食べてました。子供が残した分も食べちゃった。ふ、太るかな~?(これ以上、太ってどうする!?<じぶん)
 行った時はもう3時過ぎて4時近かったので、もうそれ以上売れないと見たのでしょうか。売り子のおじさんのサービスするよ、という言葉にのってみることにしました。最初は10個につき1個サービスというところを、5個につき1個サービスとむりやり(?)ねじこんで(注:私じゃなくって、旦那会社の同僚の方です)、旦那とべつべつに5個ずつ買いました。(結局12個!)よもぎ入りのあんこ餅と、赤米入りのあんこ餅を6個ずつ。赤米入りというのは、初めて食べましたが、美味しかったよ~♪
 おじさんには、「(私とは)無関係の人なの~?」なんて言われてしまったけれど(^^;)。
 焼きイモも売ってたみたいで、売れ残りのをただでくれたようです。私はもらわなかったけど、旦那の会社の同僚の人が子供のように棒でつっついて探ってる姿には笑っちゃいました、失礼かもしれないけど(爆)。

 帰りはすこし遅くなっちゃいました。ひとりだけバイクの人が寒そうでした。暗くなってくると、ヘルメットの反射板のせいで前が見えにくくなってしまうのだそうだ。私はバイクなんて乗りたいとも思わないけど、風を切って走るのが気持ちよいのかなぁ・・・? 寒すぎて、風邪をひかないかどうかの方が心配ですが(^^;)。
 当初はバイクが二台に車が二台(一台はうちのトヨタノア!)だったんですが、バイクのトラブルのため、ひとりが車に乗ってくことになりました(バイクのバッテリーが切れたんだそうだ、お気の毒に)。
 そのトラブルがあったときに、待機していた神社で出会ったメスの子猫が可愛かった! 息子といっしょになって遊んでしまった!! 帰りもいたらいいな~なんて思ってたら、まるで私たちを待っててくれたみたいに突然現れてびっくりしました。
 息子も、もう「にゃあにゃあ」大騒ぎ。ほんとに猫好きですぅ~うちの子ったら。
 帰りは7時くらいになっちゃったけど、楽しい一日でした。


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