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杏子のKIMAGURE缶

花博・旅日記

H12.4.9(日)

 行ってきました、花博。朝の3時に起きて、4時出発というハードスケジュールでしたが。まだ外は真っ暗、という時間に起きるのは相当、つらかったし、子供を起こした時も可哀相だったけれど・・・まぁその素はとれたかな、という感じです。
 朝の4時、まだ暗い時間に家族+α、計7人とも出発しました。この+αというのは、義妹の彼氏で、この6月に結婚するお相手の方です。昨晩遅い時間にやってきて、泊まっていったようです。
 運転はそういうことで、交替でしました。うちの旦那と義父と、この義妹の彼氏とで・・・おかげで旦那は楽だったようです。なにしろ6時間はかかりましたので。乗ってるだけでも大変だったです。とくに子供は途中から飽きちゃって・・・・チャイルドシートに乗ってるのがだんだん苦痛になってきたみたいです。最後の1時間は、シートから抜け出てしまいました。

 そんなこんなで、6時間。着いたのは10時過ぎでした。義父の予定より(ちゃんと時間配分とか運転手交替の時間とか考えて、打ち出してあった!)ちょっと遅れましたが、ぶじ到着しました。
 ついてみたら、すでに駐車場は満杯とのことで、臨時駐車場に止めることになりました。そこからは無料の送迎バスがでていて、会場まで運んでくれます。子供ははじめてバスに乗ったので、喜んでました。
 会場についたらついたで、今度は入場券を買うのにまた混雑。代表で義父母が買いに行き、しばらく待っていたけど、そこから入場口が見えていて、そこにはすでに人ごみができてました。ああやって並ばないと、入場もできないのかと思うと、入る前からすでにどっと疲れてしまう気がしました。あのディズニーランドより数十倍の混みようです。
 券を購入して、中に入ってみると予想以上でした。メイン会場はすでに鈴なりの人、人、人・・・・で、とてもじゃないけど、あのなかに踏み込んでいく気にはなれませんでした。それで、みんなが回らないようなルートを取っていくことにしたのですけど、そこもまた人はあふれかえってて・・・・まいりました。
 春休み最後の日、しかも日曜日ということがまずかったのでしょうか。トイレに入るにも並んでる、という感じで、これは覚悟がいるぞ、と思いました。

 結局、ガーデン中心にめぐってました。パビリオンに入らなくても、けっこう見る場所はあってしかも広い・・・徒歩だと、けっこう歩くことになります。夢ハッチという(^^;)、ハチのかっこうをしたバスというか、トレインというかがあって、それに乗ることもできたのですが、混雑のためか昨日は乗り場が限定されていて、途中からは乗ることができませんでした。(途中の駅では降りるだけ)子供はきっと乗りたかっただろうと思いますが、結局乗れなかった~~。ずっと「サックンも乗る、乗る~」と連呼していたので(^^;)。

 庭はいろいろな花が咲き乱れてて、きれいなこと!・・・命の洗濯しました(^^;)。ポピーやチューリップ、ムスカリなど・・・ハーブ類もありました。ローズマリーは青紫の花をいっぱいつけていました。ほかにもいっぱい・・・
 季節の花が彩りよく植えられていて、こんなふうな庭があったら・・・! と人に思わせるほどです。
まず最初に見た「ひょうごの庭」というエリアには、風見鶏の館を意識したような可愛らしい東屋ふうの建物があって目をひきました。足元に描かれた、ビーズやガラス、白い石などを配した美しい模様と、脇を流れる小川、それをまたぐような小道・・・などなど人々の視線を引いていました。
 うちの子なんて、この時すでにそこらを歩き回っていて、どんどん先へ行ってしまいます。それを追いかけつつ、回りの風景も楽しみつつ、進んでいきました。
 が、この時ちょっとした事件発生! 風見鶏の館ふう建物をバックに写真を撮ろうとした時、カメラを開けたら、何か故障してしまったらしくてファインダーが開けてもすぐ閉じてしまうんです。結局、写真は義父のカメラにまかせることになりました(:_;)。あとで使い捨てカメラ買ったけどね。昨日までは使えていたのに、残念でした。

 ハーブ館みたいなのもあって、ハーブのソフトクリームを食べたり(ラベンダーとカモミール味があった! 私はカモミールだった。そんなにハーブの味はしなかったけど美味しかった)、ハーブ関係の商品がおいてある店を眺めたりもしました。そこに空色の花を咲かせるネモフィラという花の群生が植えられていて見事でした。生産技術展示室なる、温室のようなものもあったけど、時間がかかりそうだからパス!
 ロックガーデンふうの庭や、噴水や川を配した庭などを経巡っていき(このへんは子供が走り回り、どんどん先へ先へ行きたがり、疲れました)ました。次はどんな風景が!?という興味がつきなく、大変面白かったです。子供の気持ちわかりました。会場を見渡せる場所などもあって、そこからの眺めはすごかったですね。淡路島をとりこむ海もよく見えました。観覧車のあるエリアなどは子供の好きそうな場所でしょう。中央にひときわ目立つ、建造物――国際庭園には人が鈴なりになって群れています。ほかの場所も人の姿の見えない場所はなかったです。花や緑といっしょに、人を見にいったようでした(^^;)。

 お昼は混んでいて店に入れず、弁当を買ってすませました。でも幕ノ内がひとつ1500円もするんですよ!冷たいご飯なのに・・・ハンバーガーとかそういうほうがまだよかったかな、とちらりと思いました。外で食べるのは気持ちいいですけど・・・白いイスとテーブルがあって、そこで食べるようになってました。味もいまさんくらいで、ちょっとがっかり。まあお腹がいっぱいになるんなら、よしとしましょうってとこでしょうか。子供はお昼もそこそこに、義妹の婚約者さんといっしょにどこかへ行ってしまいました。聞くところによると、ずっと上のほうへ昇っていったそうです。
 そこは貝の浜・千の噴水というところで、100万枚もの白いホタテ貝の貝殻がしきつめられていてその上を水が流れているんです。夢のようにとってもきれいなところでした。貝の浜の下には、教会もあってそこで結婚式をすることもできるのだそうな。付属のホテル、ウェスティンホテル淡路のチャペルらしい・・・カリヨン(鐘)の塔もあって、時々鐘の音がしました。
 この噴水は山の斜面のけっこう上のほうにまで続いていて、うちの子はここを上っていきたがったのだそうです。なんでも、三つある道の全部をひととおり通らなければ気がすまなかったらしく・・・お疲れ様でした(^^;)。

 それから午後に、「奇跡の星植物館」という、まあ要するに温室ですが、そこへ入ることにしたのですが、40~50分待ちで長~い行列をつくって待ちました。まあ並ぶことじたいはTDLなどでも慣れていることですし、いいんですが、まずいのは子供です。じたばた暴れて、あっちへ行く、こっちへ行くと泣き叫んで困ったことです。結局、待ってる間、ずっと芝生の広場みたいなとこで駆け回らせる、ということになりましたが、それで気がすんだみたいです。義妹といっしょになって遊んでました。
 ようやく中へ入る頃になるとホッとしましたが、じつはそこからがまた・・・すったもんだでして。どんどん先へ行ってしまいそうになる息子の手を押し留め、時には抱きかかえして、やり過ごしました。おかげで落ち着いて見るヒマなんて・・・(T_T)。
 まあ、その割に写真だけは撮ってもらってましたが(笑)。見場のよい花のまえで、人のいなくなったのを見すまして、すっと立ち、パチリと・・・まぁこのへんは慣れたもんです(笑)。中は、まさにきれいな花々の咲き乱れる、天国のような場所でありました。小さな暴君がいなければ、もっとゆっくり見れたでしょうけど(^^;)。

 それから夢ハッチに乗ろうという話がでたけれど、これに乗るとメインゲートまで戻ってしまうのでパスして、歩いて戻ることになりました。途中、子供の森(雲の砦)という場所があって、ここへ行きたいとまた駄々をこねてくれました。うちの子は・・・
 滑り台やジャングルジムみたいなのがあって、いかにも好きそうな場所です。あーんなところへ少しでも連れて行ったら、もうそこからてこでも動かない事態になってしまうのは、目に見えています。それをなだめすかしつつ、あっちこっちにある庭園を見物しつつ、メインゲート方面へ戻りました。それから「緑と都市の館」というとこへ入ろうとしたけど、時間制限にあったので諦めて、ラフレシアだけを見れるコースで行くことにしました。それでもいくらか待たされて、やっと入って見たラフレシアなんて・・・むかし大阪の花博でも同じようなの見たけれど、あんまり面白くなかったな。じっくり見るヒマもなく流されてしまったし。この時は、子供は疲れたので外で待つという義父に預けられたので、よかったです。ラフレシアのほかには何も見れないと思っていたのに、他にも見ることができたので、まあよいかなって感じです。ファーブルの昆虫の世界とか、ちょっとした展示物でした。

 それから子供を預けたまま、義母と義妹とその彼氏といっしょに、国際庭園へ行きました。午前中、展望のきく場所から眺めた時には人でいっぱいでしたが、この時間帯はそう混んでいなかったので助かりました。各国の庭を再現したものでしたが、いちばん目をひいたのは、チューリップの花の咲き乱れるオランダの庭でしょうか。時期の花だから当然だけど、いちばん人気だったかもしれない。そのおとなりのイギリスの庭は、ちょっと地味で寂しい感じでした。でもきっとバラの時期、5月頃になればきれいに色とりどりのバラがが咲き乱れるのでしょうね。
 オーストリアの庭もけっこうよかった(^^)v。あのカンガルーポーが見れただけでもグッドです。ずっと見たいと思っていた花なんです。黄色と赤があって、感動しました!かわいかった!!
 ほかメキシコの庭は、マヤやアステカっぽい建造物などもあって面白かったです。ピラミッドみたいなの~。思わずここで写真を撮ってしまいました。あんまりほかの人が撮りたがらない場所かもね~~。
 インドなどもエキゾチックで、目立ってました。エジプトはちょっと目立たなかったかな。ピラミッドでもあればよかったのに~。
モンゴルはパオがあっておもしろかった(^^)v 韓国も雰囲気あっていいぞ~~。ロシアは、丸太小屋が可愛く、植えられていた白いデイジーの花も可愛かった!! イタリアは笑ってしまった、ダビデ像があって、旦那が私に片手をあげて、ちょうどよく収まるように写真撮れ~なんて言ってくれて。え、わかんない? でも恥かしいからこれ以上は言いません(-_-)。
 ここでは子供をおいてきたため、リラックスすることができました。写真もたくさん撮ったぞ~~!!

 それから買い物タイムです。国際色ゆたかに、いろんな各国の土産物が売られていましたが、輸入雑貨と同じだったかもしれない。短い時間だったけれど楽しみました。民族調の、オカリナやカスタネットもあって、ちょっといいかも~なんて思いました。布やアクセサリや小物類などなど・・・じっくり見てたらきりがないくらい。
 お菓子コーナーには、神戸の生チョコなど(抹茶入りの)もあって、試食で楽しみました。時間がなかった+せかせる旦那がいっしょ、ということで試食しまくるというふうにはいかなかったのが心残り、ではありますが。
 蕨餅が美味しそうだから、なぜかつい買ってしまった(^^;)。早く食べなきゃ・・・子供には、夢ハッチのキャラクターぬいぐるみ付きの風車。が、うちの子ったら、あげたその場でぜんぶ飴を食べてしまいましたとさ。

 その時、時間はもう4時近く~。そろそろ腰をあげなければ・・・ということで、帰宅の途につくことになりました。送迎のバスで臨時駐車場まで戻るのですが、ちょうど帰りの時刻でちょっとした渋滞でした。10分ですむところを少しオーバーして着いた。これはまあしょうがないでしょう。みんな行動はいっしょ、だものね。
 車に乗って、来た道を帰ることになったのですが、想像していたほどの渋滞はありませんでした。明石海峡大橋(大きかった!)を見上げながら、通り過ぎると行きにはなかった料金所が・・・!! チーン、2500円也~!! 橋を渡るだけで、これだけかかるのっ!?と驚きました。ま、瀬戸大橋渡った時も結構かかったから、しょうがないのわかるけどさ。
 それからまた6時間。途中、夕食を食べるためにサービスエリアに寄ったり、トイレ休憩に寄ったり・・・夕食を食べた場所は、偶然、以前四国に旅行した帰り食べたとこだった。旦那は全く記憶になかったけれど、あの時はまだ妊娠中だったんだよなぁ。なんて感慨にふけることはなかったけど(^^;)。子供は例によって例のごとく(?)食べなかったです~。デザートのプリンを食べたくらいで、困ったやっちゃ。
 家に着いたのは、10時近く。まったく朝早くから遅くまで大変な強行軍でした。疲れたけど、いろいろ楽しい思いもしたから、差し引きゼロということで、良しにしておきましょう!
 たまにはこんな旅も、いいもんですね。


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