明治神宮 (後編)
前回歩かなかったコースをちょこっと素通りしてきた昨日…… 北池の広場から西神門をくぐって境内…… 南神門から正参道を原宿方面へ…… 正参道途中に「明治神宮御苑」入り口……江戸時代の初めから、大名加藤家・井伊家の下屋敷の庭園だったと。面積約83,000㎡(約25,000坪)の広大な土地に、隔雲亭(明治天皇が皇太后の御休所として建てられ、昭和33年に再建)や南池・菖蒲田・清正井なんかがあると言う。御苑維持協力金500円が惜しかったわけじゃないけど、お腹が空いていたから入苑は見送った私…… 前回見られなかった正参道の大鳥居……突き当り左が北参道で、右が南参道。 高さ12mで木造明神鳥居としては日本一……昭和50年12月23日建替竣工 大鳥居をくぐって南参道を進むと…… 奉献 清酒菰樽(こもだる)……『ここに奉供されています菰樽は、ご縁を以て永年当神宮へ奉納を頂いております甲東会(こうとうかい)を始め、昭和38年に結成された明治神宮全国酒造敬神会会員、また全国各地の敬神の念厚き酒造家より献納されたものであります。(明治神宮)』 しかし、すごい数……飲み切れないな~ なつかしい七笑。女城主は知らないが岐阜県のメーカーだと。『…… 岩村城は、戦国時代の一時期(1571年~)、織田信長の叔母であり“絶世の美女”と語り継がれる「おつやの方」が日本でも珍しく女性の城主として城下を治めていました。 そのストーリーをリスペクトし、岩村城築城800年を記念して誕生した銘柄が「女城主」です。(岩村醸造HPより) 』……「おんな城主 直虎」は知っているよ~ 奉献 葡萄酒樽について『明治天皇御製 よきをとりあしきをすてて外國に おとらぬくにとなすよしもがな「和魂洋才」を旨とし、わが国の伝統のこころを守りつつ、西洋の優れた文物を採り入れた明治時代。御在世中、まさに国民の模範となって近代化を推し進められた明治天皇は、断髪、洋装をはじめ、衣食住の様々な分野において西欧文化を積極的に採り入れられました。食文化においても率先して洋食をお召し上がりになり、西洋酒としては特に葡萄酒をお好みになられました。 ここに奉供されております葡萄酒樽は、ブルゴーニュ東京事務所代表でブルゴーニュ名誉市民、シャトー・ドゥ・シャイイホテル・オーナーでもある佐多保彦氏の呼びかけにより、葡萄酒産地として名高いフランス共和国ブルゴーニュ地方は醸造元各社より献納されたものであります。ご縁により遠く海を越えご奉献頂いた方々に衷心より感謝を申し上げますとともに、御祭神の世界友好への深い御心を戴き、わが国とフランスとの親交が一層深まりますよう祈念致します。明治神宮』……転記は疲れるな~ 目に悪いかもしれない。 ブルゴーニュ最高峰 ロマネ・コンティもあるぞ~ 代々木……『この地には昔から代々樅(もみ)の大木が育ち「代々木」という地名が生まれました。この前の名木「代々木」は昭和20年(1945年)5月の戦禍で惜しくも消失しましたのでその後植継いだものであります。』……「樅ノ木は残った」は山本周五郎。 竹で囲ってあるのが植えつがれた樅木らしい。 戦後76年……よくぞ育ちました。 なぜか南参道途中に石橋……短いから気付かない人もいるでしょう。 神橋(しんきょう)と言うらしい…… 覗き込んだらかすかに水の流れが……御苑内の南池から流れているのかも。 農業協同組合法施行50周年記念事業として、JA東京グループが、東京都神社庁などの協力により、都内50ヶ所の神社などに設置した「江戸・東京の農業野外説明板」 代々木野と周辺の村落『ここ明治神宮の境内は、かつて代々木野といわれ武蔵野の一部で、草深き原野は四季折々の山野草が咲き競っていました。それまで、寒村であった江戸に徳川家康が幕府(1603)を置いた事から、江戸周辺の原野は拓かれ、あちこちに集落が形成されました。 寛永年間(1624〜44)には諸大名の別邸や旗本の屋敷などが作られましたが、代々木野(当境内)には元熊本藩主、加藤忠廣の別邸が造営されました。境内周辺には原宿村・千駄ヶ谷村・代々木村・穏田村・上渋谷村などの集落があり、米、麦、蕎麦などのほか、ナス、ダイコン、ニンジンなど、江戸で不足する野菜類を主に生産し、神田や日本橋に出荷していました。 1867年、江戸幕府が崩壊し、明治政府が誕生すると、かつての大名屋敷の多くは空き家となり、青山周辺は市街化が進んだのに比べ、原宿村など、周辺の村々は、明治中期の頃まで、田園の景観をとどめていました。』(JA東京グループ) この説明板はとても寂しい場所にあったけど、位置は教えてあげません。以前、他の3ヶ所で見つけました。また逢えたらいいかもね。 神宮橋……当時の石材を補修して復元した親柱。石燈籠を現代化したデザインなんだって。ハチ公バスはコンパクトでいいです。 疲れたから転記は断念…… ということで、今日はこれでおしまい。 庭木の枝切してきましょう。