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ソラリスより ディボース・ショウより したたかさん WOWOWで「ソラリス」と「ディボース・ショウ」を観たらクルーニーっていい役者だなと再認識してしまった。ヒットしたオーシャンズ11と12はまるでシベ超のようなだるい映画だったので、クルーニーがただのお安い役者という自分の中の評価が是正されて良かった。 「ソラリス」で見せた役どころ・・・惑星ソラリスが現実化した亡き妻の幻影に苦悩し涙する弱い人間・・・これがあのハリウッド一の色男クルーニーかと驚くほどの演技である。ソダーバーグ監督のクールでゆったり流れる映像も素晴らしい。 「ディボース・ショウ」はロサンゼルスの離婚専門辣腕弁護士と美女の結婚詐欺師(キャサリン・セダ=ジョーンズ)とのファイティング・ラブ・コメディで、こちらはクルーニーの面目躍如といったところ。セダ=ジョーンズのクールでゴージャスでしたたかな本人丸出しの役どころに負けないのはやはり本人の個性丸出しのクルーニーぐらいであろう。クルーニーがイキイキとしている作品だった。 さてそんなクルーニーが監督&出演する新作「グッドナイト・アンド・グッドラック」(日本では来年公開予定)が楽しみである。初監督&出演作品「コンフェッション」は仰天な事実に基づいた映画だったが事実を超えられないというか詰め込み過ぎの感があった。「赤狩り」をテーマにした次回作で滑らないことを祈るばかり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.27 04:30:53
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