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カテゴリ:社会・くらし全般
急速に広まりつつある電子タグ(ICタグ)。バーコードより圧倒的な情報量を書き込めることで商品管理がいろいろ便利になるなど多方面で期待されている。デパートの洋服売り場のフィッティングルームで、最初にチョイスした商品のサイズが合わないときにルーム内に備え付けのリーダーで電子タグをピッと読ませると壁に取り付けられたモニタ上に商品情報が現れ、違うサイズのアイコンを手で触れるとカウンターの店員が気が付いて持ってきてくれる、なんてことが出来る。やはりサイズが重要な靴売り場でも重宝するらしい。
そしてまだテスト中だがコンビニやスーパーで商品に貼っておくことで、いちいちバーコード・リーダーで読まなくともレジ・カウンター横の所定の位置に商品をカゴに入れたまま置くだけで1~2秒で全てのお買い上げ商品の情報を読み取って合計が出てしまう。商品を積み重ねても全くOKだ。しかもそのままSUICAで清算すれば、店員は袋詰めするだけという便利さ。 まだタグの単価が50円と厳しいが、大量生産で1個数円になると使える技術になる。また惣菜や弁当など電子レンジで温める商品はレンジに入れる前にタグを剥がす必要があるなど問題も残っている。 現在ファミリーマートの一部店舗でテスト中らしいので見つけたら早速試してみたい。 通常のバーコードと電子タグの中間に位置するのが富士ゼロックスで開発された「MIG」。商品のラベルのデザインを替えずに2次元バーコードをすかしのように印刷する技術だ。QRコードのようにカメラで読む。単価は1~2円で出来るとのこと。印刷を熟知しているゼロックスならではのアプローチでこれも面白い。買い物客が商品を手にとって携帯でピッとやると生産者や賞味期限が表示されたりなんてことも出来る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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