301822 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

勝手気ままにきまぐれプラッツ

勝手気ままにきまぐれプラッツ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

閑話休題4117

閑話休題4117

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

バックナンバー

2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

日記/記事の投稿

2006年12月13日
XML
カテゴリ:主夫の醍醐味
荒川区の分別ゴミ回収で、私が住んでいる地区は
金曜にビンと缶の資源ゴミ回収が行われています。
回収時刻は午前8時くらいなので、ちょっとでも忘れると
1週間遅れになってしまいます。
最近は忘れっぽくなっているので、
木曜の夜から「ビン・カン」と、
広告紙のウラに大書きして台所の目立つところへ貼っておきます。
金曜の朝起きると、忘れないうちに出そうと、
すぐに着替えて空きビンと空き缶を回収場所へ運びます。
冬はうす暗くて寒い中の作業になります。

先週の金曜もそそくさと着替えて空き缶を運びました。
すると、回収場所でおばあさんが熱心にアルミ缶だけを拾って
大きなビニール袋に移していました。
私が空き缶を持って近づくと、
おばあさんは手を止めて私が回収箱へ缶を入れるのを眺めていました。
私が入れ終わると、
私が入れたばかりの缶のうち、アルミ缶を集め始めます。

私の頭の中に、アルミ缶を入れた大きな大きなビニール袋を
自転車に乗せて走っている人が想い浮かびました。
あれはいったい何だろう、どうするんだろう。
小遣い稼ぎ?それとも・・見るたびにいつも浮かび上がる疑問です。
今だ、長年の疑問を解くのは今しかないぞ、と思いました。
思ったけれど自分が緊張しているのが分かります。

「それどうするんですか?」こう問いかけるのは、
かなり勇気が要りました。
「寄付するんだよ!」おばあさんは、怒ったように勢いよく話し始めます。
「寄付だよ、小遣いにしようとしてるんじゃないよ!
区役所に登録してあるの、これを集めてね、
決まったところに持ってくの、そこに缶をつぶす機械があって
そこでつぶして寄付するの。小遣いのためじゃないんだよ!」
そういうことだったのか・・・・・

5分くらいおばあさんの説明を聴きました。
おばあさんは何度もおなじことを繰り返して言いました。
おばあさんはもっともっと私に言いたいようでしたが、
私は寒くなってきたのできりのいいところを見つけて分かれました。

分かれてから思いました。
「なんだ、役所の怠慢じゃないか!」

彼らがしていることは純然たるボランティアです。
でも絶えず周囲から疑いの目で見られていて、
とっても肩身の狭い思いをしているのだと思います。

このこと役所は知っているでしょう、
だったら役所はどうして彼らを支援してあげないの?
区報にちょっとスペースをさいて
アルミ缶回収ボランティア活動を紹介してアピールすれば、
かれらに対する疑惑の目がいっぺんに解けるでしょう。
それに、紹介すればこの活動の輪がもっと広がるはず。
さらに、
駅前の自転車整理おじさんが着ているお仕着せのように
かれらにもユニフォームのようなものを配れば、
かれらは誰からも区の公認を受けていると認められ、
堂々と活動できます。

そして最後は
自転車のカゴに付ける[アルミ缶回収に協力を!]
という看板を作ってあげましょう。
第一段階ではここまで援助すればいいと思います。

これらの提案にそれほどの予算はかからないと思います。
いかがなものでしょうか、荒川区長さん。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年12月13日 22時16分49秒
コメント(0) | コメントを書く
[主夫の醍醐味] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.