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株/投資/ヘッジファンド/きまぐれぽんた

バイロン予測

MSCIの著名ストラテジスト、バイロン・ウィーン氏が、年初恒例の「びっくり10大
予想」2005年版を発表。毎年の的中率は約50%。ただ、2004年版ではウサマ・
ビンラディン拘束やFRBの政策金利据置き、1ユーロ=1.05ドルを予想するなどや
や外れが目立った。

2005年版は昨年に比べ、やや悲観的な見通し。ドルは1ドル=85円、1ユーロ=
50ドルまで急落する。FRBは4.25%まで利上げを続ける。日本は円高の影響で
景気後退に入り、日経平均株価は再び1万円近辺に落ち込む。ロシアでは第2次
革命が起き、プーチン大統領が退陣する。

(1)原油先物相場はいったん1バレル30ドルまで下落した後、需給のひっ迫や
輸出の混乱などを受け60ドルまで上昇する。アラスカ自然保護地区での原油
採掘を許可する法案が議会を通過する。

(2)ドルは対円で1ドル=85円、対ユーロで1ユーロ=1.50ドルまで急落するが、
米貿易赤字は拡大を続ける。日欧はドル安阻止のための「ルーブル合意」を
要求する。

(3)10年物米国債利回りは2005年後半に6.00%まで上昇する。日本や中国が
米国債購入を減らすほか、FRBがすべてのFOMCで利上げし、政策金利が
年末までに4.25%になることが主な理由だ。グリーンスパンFRB議長も「実質
金利は長期にわたって低すぎた」と認めるだろう。

(4)2年連続で上昇した米株式相場は2005年は横ばい。堅調な米経済や企業
収益の改善にもかかわらず、金利上昇、過度に楽観的な投資家心理、国際情勢の
緊張、ドル安、借金をしての個人消費といった要因を反映し、S&P500種株価
指数は2004年末比変わらずで終わりそう。

(5)中国元の変動相場制への移行はない。経済の安定、雇用の増加、改革の
継続を重視するという理由で、中国は通貨バスケット制度よりもドルへの固定
制度を選ぶだろう。中国はインフラ整備や工業化を内陸部に拡大することで
9%の成長率を維持する。これを受けて商品価格は上昇を続ける。

(6)日本は景気後退局面に逆戻りする。円が上昇する一方、中国への輸出の
伸びが日本の景気拡大にとって不十分なためだ。日経平均株価は再び1万円
近辺に下落する。

(7)ロシアのプーチン大統領の強硬路線に国民が反発する。ウクライナの大統領選を
巡る不正が明らかとなり、第2次ロシア革命が発生。プーチン大統領は辞任に追い
込まれる。この結果、ロシア経済は冷え込み、通貨ルーブルは下落、株式相場も25%
落ち込むだろう。

(8)原油・ガス関連の生産・精製・取引企業の株価は米株式市場で堅調に推移。
石油関連サービスやエネルギーのインフラ関連株はそれ以上に上昇しそう。特に、
ウェザーフォードやハリバートンが相場を主導する。石炭株の復調も持続し、
ピーボディ・エナジーやコンソール・エナジーは大幅に上昇する。

(9)トウモロコシ、大豆、小麦といった穀物相場は急騰する。2005年の夏は雨が少な
く、気温も高すぎるか低すぎると予想され、世界の食糧需要も増加するためだ。在
庫の多いアーチャー・ダニエルズ・ミッドランドなどが勝ち組。

(10)ブッシュ大統領の提案する社会保障制度の一部民営化は、巨額の移行費用が
かかり、給付金も不透明になることから共和・民主両党とも法案を否決する。一方、
被害者が損害賠償を求める医療訴訟を制限する法案は可決するだろう。大都市
以外で医師が不足するとの懸念から、一部の民主党議員も改革を支持するためだ。

さて、今年は当たるかなぁ?


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