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株/投資/ヘッジファンド/きまぐれぽんた

出遅れ感?

最近の株価の急伸について説明する際に、「出遅れ感」という言葉がよく使われる。
しかし、この出遅れ感については、どこを基準として見るかによって結論が異なっている。
たとえば、日経平均株価とNYダウの比較で見るならば、先月末の終値から昨日の終値
までの上昇率は、日経平均株価が1.6%であるのに対し、NYダウは3.4%ですから、
確かに前者に出遅れ感がある。ただ、年初から昨日までの上昇率は日経平均の2.4%に
対しNYダウは-1.4%ですから、ここでは出遅れという言葉は当たらない。ただ、
それでも市場参加者の中に出遅れ感が残るとすれば、それは、東京市場は中期的には
しっかりとした値動きなのだが、短期ではむしろ動きが鈍いことの結果が、そこに現れて
いる可能性がある。

これを見るために、週足の変動幅を調べてみた。具体的には、週の高値・安値の値幅
(変動幅)の安値に対する比率-これを仮に変動率として、その推移を調べた。

ここでの変動率=(週の高値-週の安値)÷週の安値(%) ということで。

米国市場の動きを示すS&P500でこれを見ると、2年前は2%の半ばであったものが
現在は2%そこそことわずかながら低下している。長期での保ち合い相場の影響が
出ているとも言える。一方、日経平均株価の変動率は2年前は5%弱と、S&P500よりも
相当大きな変動を見せていた。しかし、その後変動率は急低下し、最近では2%を割り
込んでS&P500よりも動きが鈍くなっている。ここから見る限りは、東京市場の出遅れ
感は、短期での上昇率の不足というだけでなく、変動率の急低下がその底流にはあり
そう。となると、出遅れ感という市場の感情=センチメントの解消には、単に株価の上昇
だけでなく、相場の変動率の上昇や勢いも必要かもしれない。

少しはお勉強になったかな?
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