新しい気持ち。
先日夜遅く。いきなりマイボスからの依頼で、新しい仕事を臨時で引き受けることに・・・その翌日、初めて向かった先は編集者時代、忙しく飛び回っていた懐かしの街。あの頃とはだいぶ変わってはきたけれど、この街の空気に馴染むのにそう時間はかからないというか、やっぱり何か、ほっとできるものがある。会社の規模もカラーも、仕事の内容も、仕事の環境も、周りのスタッフのキャラも長年通ってるもうひとつの会社とは、まったく正反対。最初は少々そのギャップに面食らいあわあわしたが、一度流れに乗れば、校正の仕事はどこでも同じ。集中次第でサクサクはかどる。仕事内容は断然、いつものとこの方が魅力的だ。ただ、大きく違うのは、こっちは校正スタッフが1つの大きなチームとなり、和気あいあいと仕事してるってこと。だから、すんごく明るくて、笑いが絶えない。初めて助っ人で入る私にも、ノーガードで温かく接してくれる。どういう経緯で校正者になったのか知らないが、みんな同じで活字や印刷物が大好きだってこと!それは些細な言葉のやりとりでもわかる。そう! そう! そうなのよ!!みんなのお喋りに耳傾けてて、何度心で大きく頷いたことか。おかげで単調な校正内容でも作業に飽きることなく最後まできっちり任務をやり遂げられた。次はいつ二度目の助っ人の声がかかるかわからないけど、また気分を変えに、行ってみるのも悪くない。新年早々、新しい気持ちで、新たな仕事や仲間の刺激を受ける機会が持ててラッキーだった。この年になるとなかなか、新しい一歩が踏み出せないだけに自分を刺激するいいチャンスだった。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「昨夜珍しく私が寝言で叫んだらしい。とんでもなくくだらん夢を観てたから、それか!」