identity.
今日はどこにも出かけず、家でダラダラ。たまたま見つけたTVの映画放送。ずっと前に見たかった作品のような気がして、なんとなく観始める。あ。これ、この主役級の子役の女の子。私の大スキなドラマの1つ、NCISに出てきて芦田愛菜顔負けのすごくいい演技をしてた子だ!しかもBONESやそれ以外のドラマで観たことのある顔ぶれが何人か登場。物語はちょっと暗いテーマだけど、家族の在り方、自分の人生について、命についてなどなど・・・柔らかな表情や映像や挿入曲の好さ、そして愛らしくて賢いワンコの名演技にも救われて、重々しいテーマが、最後まで温かな気持ちで静かに見守れる作品に仕上がっていた。派手さも展開の激しさもないのだが、ひとつひとつの言葉のやりとりや相手を想いやる仕草が、印象に残るというか・・・なんと言ってもやはり一番の見どころは、次女役アビゲイルちゃんの大人顔負けの巧みな表情。NCISでは盲目のピアノがうまい娘役。あの時の彼女は、ほんとうに素晴らしく惹き込まれた。この映画では、随分おとなびた雰囲気に成長してたけど、あの頃の表情で魅せる演技は、変わらず。これから先、楽しみな女優さん。大人の俳優、キャメロン・ディアスやアレック・ボールドウィンも私の抱くイメージと全く違う抑えた演技の人物を演じてて、これはこれで、おもしろい発見だった。この作品を観て思うのは、米国の子供は日本と違い幼い頃から自分の意思をもち、しっかりと自分の生き方と向き合うというか、自分自身に責任をもって生きている気がした。YES/NOをきちんと言い、自分で身を守るようタフに育てられているからか、生きる力が強い。なんかそんな印象。久々ちょっぴり涙して、心浄化されました。★特価セール[DVD] 私の中のあなた★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「もうそれライダーじゃなくてドライバーやん。しかもタイヤ肩掛けって、何の罰ゲームよ?」