グッデイバッデイ。
最近また体調が下降気味で、婦人病治療の薬の副作用のせいなのか気がかりな症状が続き、心からリラックスできない。それでもツトメはツトメ。天気もなんとかもちそうだし、今日を逃せば、いつまた行けるかわからないから、気合を入れて久しぶりに長男の嫁としてのツトメなど。彼岸用の花を買い、都内某所の寺へ、電車を乗り継ぎ夫婦で向かう。一年前に二か月間寝たきり生活をして、転倒予防の杖をつき始めてから遠出の墓参りができなくなった義母は、留守番。彼女がこの家の墓参りのHow toを教えてくれるわけでもないので、ダンナの見よう見まねで、毎回それらしく振る舞う。ひと通り終えたら寺を出て、いつもの店で焼きたての芋きんを買うのがお約束。この後に行くランチの店も、いつもの所。と、思ったら、なんかほんのちょっと雰囲気違う・・・あら、いつの間に店の名前とコンセプト変わった?同じ系列なのは変わらないけど、前より小ジャレ度が増したかも。日頃禁酒してる夫婦が、珍しくオリジナルビールで喉を潤す。食事の内容もビールの味も、クオリティは変わらず。むしろ前より満足度は上か。混み合ってる関係で、個室に案内されたのもラッキー。そんなわけで、体調の悪さも、この頃はまだ忘れてた。そこから電車とバスの移動を繰り返し、夕方には三年ぶりくらいに某アウトレットのセールへ。お目当ての店を迷わず見つけ、片っ端から試す、試す、試す。結局、ファーストインプレッションが勝り、一点お買い上げ~。今日の買い物は、このひとつだけだが、納得の収穫。自分にとっての高いモノは、安くなってから買うに限る。西の気質だからか、これだけの価値のモノを、どれだけ安くお得に買えたか、の方に快感を得る。帰りのバスを降りた頃から急に、予告もなしに再び体調に変化が・・・さっきまで快適だったのに、突然体が不機嫌に。下りの電車内で、血の気が引き青ざめた。極度の貧血に陥る不安。無理やり頓服薬代わりの錠剤を、水無しで飲み込む。半ば祈りに似た思いで、効き目が出るのを待つが、あんまり。徐々に不快感を増しながら、ダンナに支えられながらやっとの帰宅。空気の読めない姑は(早くもパジャマ姿で)、ダンナの顔を見るなりくだらない話で気を引こうとするが、軽くあしらわれ、おとなしく自室に籠る。その間に、数種の薬を追加して、時間をかけてようやく落ち着く。今日は副作用が、今まで以上にきつかった。こんな日に何の予告もなしに具合が悪くなるから、せっかくの休日もこんな風に突然邪魔されてしまう。その度、自分の選んだ治療法は間違いなのか、今の薬はこの治療を始めてからの三か月で、どれだけ病巣に効いているのか、もしこの治療が中止になったら、あと残された手段は一体・・・そんな不安や苛立ちでいっぱいに。どんなに気晴らしをして、痛みを忘れようとしてみても、体に巣食うあれらのせいで、何もかも行動が制限され、自分の体なのに、自分以外に支配されてる感じ。ダンナにも心配かけるし、楽しい気分を台無しにしてしまうし、あーーーーーもう自分が情けなくて、歯痒くて・・・泣きたい気持ちに負けそうになりながらも、食後に芋きんを頬張る。こういう時は、とりあえず甘いモノ、に限る。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「今年も。ウグイスの美声に癒される時季となりました。」