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2020.07.23
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カテゴリ:ヒトコトモノ
「人の個性を大切に」という“恩師”の教えをもとに、来年3月に事務所を
退所、“裏方“に転身すると発表した長瀬智也(41)。

メンバー不祥事それによる脱退で、バンド活動ができなくなった彼は、
Jを辞めるのでは?と前から噂されていた。だから退所について驚きはない。
それよりも、TV画面に表示された名前の右側(41)の方に驚いた。
長瀬(呼び捨て失礼)も、そんな歳なのか・・・確かに見た目が随分変わった。

雑誌編集者時代、デビュー時から何度か取材する機会があった。
バンドのお披露目ミニライブを皮切りに、なんやかんや細かい取材を。
当時はほんっとにあどけない男のコ達(でもリーダーはその頃からアイドルな
雰囲気じゃなかった💧)のグループで。
最年少の長瀬は、
お世辞にも歌は上手いとは言えず、まだギターも持って
おらず、
“華奢な美少年“がクネクネと体を揺らし唄ってた印象が強い。

それが10年20年と続けるうちアイドルの枠からはみ出し、男臭い個性派
集団に変貌。バンドとしても力を付け、気づけばそれぞれの力を多方面で
発揮するJ所属タレントの中でも異色のグループに成長。
特に“長瀬智也“の成長は目を見張るものがある。
音楽活動では、演奏歌唱だけでなく自ら作詞作曲編曲を行い、演者としては
存在感を増し、ドラマ映画と立て続けにヒット作を飛ばす。
ファンではないが、彼等の“はじまり”をこの目で見たひとりとして、私も
長瀬智也の活躍を遠巻きに見守るような気持ちでいた。

音楽に力を入れたい本人には悪いが、長瀬智也の演じたドラマは
好きな作品が多い。
『白線流し』『池袋ウエストゲートパーク』『ハンドク!!!』
『タイガー&ドラゴン』・・・どれも役にハマってたなぁ。
一番忘れられないのは、『
泣くな、はらちゃん』。
今や長瀬の人気をこえる若手俳優兼歌手が、奇妙な脇役でちょこまか
出てきて五月蠅かった以外、すごくメッセージ性のある好い作品だった。
物語の中で彼が唄うシーンも多く、主題歌「リリック」(作詞作曲編曲)も手掛け、
長瀬智也の魅力を色んな角度から楽しめる内容だった。
この「リリック」は個人的に一番好きだ。あのクネクネ唄ってたアイドルのコが、
こんなあたたかで素敵な詞を書ける立派な大人になるなんて・・・と感心した。

これから歳を重ねていくにつれて、芝居や音楽で更にいい味が出るだろうに
裏方に回ってしまうのは、惜しい気もするが・・・
バンドも復活の見込みもなく、恩師も亡くなり、加えて予期せぬ新型
コロナ禍で芸能界自体が“働き方“を改革しなければならなくなった今。
40代を歩き出した彼がいち人間として生き方を考え、“新しい道”を選んだ
のは賢明と言える。

芸能人に憧れた時代も今や遠い昔。
今の子供がなりたい職業第一位は『YouTuber』という奇妙な時代になった。
大して基礎を学ばず練習しなくても、奇抜なこと個性的なこと面白いこと等が
できれば、『一般人』が簡単に人気者になれるしお金も稼げてしまう、そんな
気楽でオイシイ世の中だ。
それなのに、所謂芸能人は自分の所属する会社のため、スタッフのため、
家族のために寝る間なく働かされ、心身をすり減らしていく。
その『渾身の作』を人々が有り難がって評価してくれればいいけど、数字や
金額だけを見ても、一昔前のような反響もなければ賞賛もない。
むしろSNSで様々に書かれ、ヘタすりゃ集中砲火を浴びてしまう。
これでは『表現者』『作り手』としてモチベーションが上がり辛いだろう。
そういう今の芸能界に対し昭和の芸能界の華々しさを経験した某俳優が、
「(安いギャラで重労働させられるばかりで)今の俳優には“夢がない”(=夢を
持てないから気の毒)」と言いたくなったのも、なんとなく解る。

日本の芸能界での契約上のトラブルが問題視され、マスコミで“奴隷契約“
という
ワードを目にするようになり、行政が芸能人の労働問題に初めて
メスを入れたのは、
つい最近の話。
何度も引退を訴えても周りにそれを許して貰えず、最悪の決断を下した人も。
長瀬そして彼等グループが前進できたことで、芸能界全体に改めて一石を
投じる
きっかけになればと願う。あんな悲劇を絶対に繰り返してはならない

そう言えば中堅俳優Oが日本の俳優のための労働組合を作ろうとしているとか。
米国には
『映画俳優組合』等、その道で働く者達を守る組織がちゃんと在る。
日本にも一応、
俳優や声優の協同組合が在り、芸能界における契約等の問題
解決に取り組んでいるらしいが、それでも『
俳優=個人事業主。会社とは業務
委託契約の対等関係、つまり労働者(社員等)ではない』という部分が、労働
組合を作れない難しい点だという記事を読んだ。
私自身もまさに働き方がそんな感じで、本業も副業も会社とは対等なので、
少しは理解できる。私のような分際では何もしようがないが、日本の芸能文化を
継承し続ける俳優達には、自分達の権利を主張できる場所や手段はあっていい。
だから、近い将来、働き方改革ができるようになってほしいと祈りつつ、
O氏の頑張りに期待したい。

★  ★  ★  ★  ★
今日のひとこと。
「んあ''~~~!!って若い男の叫び声、何分かおきに聞こえたんだけど
・・・何??(怖)」 
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最終更新日  2020.07.25 17:18:28
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