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2021.01.19
テーマ：今日の気分を画像で語る(79)
カテゴリ：ヒトコトモノ
土日に今年初の『大学入学共通テスト』が行われたとのこと。
我が家には子供が居ないので、“大学入試“で親として気を揉む ような経験もしないまま。だから完全に他人事で申し訳ない。 しかし毎年のように思い出すことがある。 某大学入試会場の座席が、古いタイプの暖房器具の真横で。 機械音も気になるわ、暖房温度上昇で全身熱々になるわで、 ハッキリ言って最悪のコンディションだった💦 今なら恐らく、入試センターを訴える人も出ちゃうし、 軽くニュースになっちゃうレベル。 どんな問題を解いたかまるで記憶にないけど、とにかく 気が散る＆のぼせる劣悪環境の中、私なりにベストを 尽くしたんだろう。 東京の地を踏んで数日の田舎娘、いきなり手荒い洗礼 受けたわ！ よくあんな座席で合格できたよなぁ。 なんてウン十年経って今頃、自分で自分を褒めてみる😆 ま、受験は入学前も大変だけど、合格してからも一筋縄では いかないことが多いよね。今のコロナ禍のように自分では どうにもならない天災や人災もあるわけで・・・ 幾つもの壁が目の前に立ち塞がるのを避けられないよ、多分ね。 でも、そこから逃げずに自分の頭できちんと考えて、時には 周りの人の意見も聞いて、自分の納得する答えを見つけながら 進んでほしいと、通りすがりのオバチャンは願ってる。 それはそうと、今回の共通テストで気になる話題が。 ネット上でもTVでも賛否両論繰り広げられてる件について。 今回の共通テストの４都県４会場で“困ったちゃん”が 居たとのこと。特に気になったのは、『鼻出しマスク』を 係官に繰り返し注意されたにも関わらず、受験生が従わ なかったため『試験失格』になったニュース。 「そこまで厳しく取り締まる必要があったのか？」とか 「協力お願いであり、強制ではない」等、受験生擁護の声が あるのは知っている。けれど、冷静に考えてみよう。 どんな試験にも守るべきルールやマナーはある。受験する側が、 それを理解した上で臨むのは当然だ。 大学は義務教育ではない。 つまり、ファーストステップ(受験)での注意事項に納得いか ないのであれば、自分の意思を優先し、そのテストを受け なければ済む話。 なお、『鼻出しマスク』は感染させる感染するリスクがある ことや、マスクを正しく着用できない正当な理由がある場合、 事前申請すれば別室で受験可能なのは、私でも知ってた。 驚くのは、『鼻出しマスク』状態を係官に計６回注意された のに無視し続けた無礼者が居たとこと。 その人が拒否した理由が「指示に従いたくないから」だったと 聞き、テストを受ける云々以前の問題だと呆れた。 しかも49歳男という、れっきとした大人だった！ 退場になった 後、トイレに立てこもったり咳込んだりしたというし、これは もう・・・色々とイタすぎて↷↷ そもそも、その人が“本気で大学を目指していた“のかも怪しい。 どんな目的で受験したのか謎だが、会場に入っておきながら その場の規律を乱す行為をして、挙げ句警察出動させるとか、 受験生である前に、『人』としてどうよ？ この世に生まれて49年分、あれこれ経験してるはず。なら、 自分が“日本の大学“に合わないんだって、“考える頭”があれば とっくに気づいてるよ。 集団のルールにならうのが苦手で独立心の強い自分本位の 人間が、全部悪いわけではない。人それぞれ、合う場所が あるから、そこを選べばいいってだけ。 この人みたいなタイプは、無理して日本の大学を目指す必要 はない。そんなに自己主張強くて自由を謳歌したい人なら、 是非とも世界に羽ばたき、海外の大学でもどこでも“迎え入れて くれる”場所へ好きなだけ行けば宜しい。 ただし、そこにも日本とは違う“耐え難い規則や何やかんや 障害物“が待ち受けていると思うけど。 こんな風に、わざわざ時間と金をかけて不満のある場所へ 出向き、周りの無害の人達に何故迷惑をかけるんだろう？ ただの冷やかし？？ 暇なの？？？ 人を困らせてニュースになるのを愉快がってるだけのように しか見えない。だとしたら、中年にもなって、単にバ○!!! ちょっと前に、飛行機でマスクせずに屁理屈捏ねて大勢に 散々迷惑をかけ、警察に連行された中年も居たなぁ。 あの人確か、その後別の場所でも同じようにトラブルに なってたな。楽しいのかな、面倒臭いこと引き起こすのが。 『鼻出しマスク』の困ったちゃんは、『飛行機マスク拒否男』 と同じニオイがプンプンする。大学で学ぶ前に、他人に迷惑を かけない“常識“を最低限身につけておかねば、世の中でただの 『鼻つまみ者』になるぞ！(鼻マスクだけに) ＊＊＊＊＊＊ この前、ラジオで「学歴は必要か否か？」をテーマに、 リスナーから意見を集めていて、興味深かった。 私が大学を出て初めに勤めた会社は、お堅い業種で学歴や 適性を重視していたように思う。私は雑輩だけど大学で得た 事を即活かせたので、拾われたんだろう。でも周りが生真面目で 優秀な人だらけで、後れを取らないように働くので必死だった。 人間関係には恵まれて居心地のいい職場ではある。しかし、 みんなホントに賢いから私は背伸びしすぎてて、だんだん 熱が冷めてしまい居辛くなった。 夢を叶えるために退職して辿り着いた先は、学歴が特に 有り難がられるような場所ではなく、“実力第一主義“の世界。 新卒で入る所じゃないから、かなりカオスで、最低から最高 まで何でも居るような、刺激が強烈な世界だった。 その中で仕事をするうちに、学歴がどうかはほぼ関係なく、 『地頭』のいい人が『デキる』人なのだと思い知らされた。 ま、どこの世界でも同じかもしれないが、社会に出ると 『自分がどのように生きてきたか』が嫌という程、試される。 自分自身を救うには、学歴がどうこうよりも頭の回転の速さ の方が重要。 周りの空気を読み取れることや視野の広さを要する『地頭力』 が物を言う。 その力が備われば、どんなルールだろうが縛りがあろうが、 巧く切り抜けられる。そのことを周りの地頭のいい仲間から 学んだし、私自身もそれを意識して行動してきたつもり。 まだまだ足りないことばかりで、自分が目指す理想には 近づけていないけれど・・・ 『鼻出しマスク』騒動のような問題行動を起こす人を目に する度に、『地頭力』の大切さを考えてしまう。社会の一員 としてこの世で生きていくには、一定のルールを守り人と うまくつき合い、柔軟な発想力や論理的思考力を発揮する ことがいかに必要か。 だから、何かに“反論”したり自分の考えを主張したり行動を 押し通したいならば、相手が納得する具体的な理由を言える ボキャブラリーセンスと品性を常に持つことが大事であると。 ★ ★ ★ ★ ★ 今日のひとこと。 「溜席の妖精が気になって仕方ない。彼女はナニモノ？」 毎晩観てから寝る。我が家のブーム。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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