土居川まつり

2006/03/19(日)08:38

蔵王の樹氷、酸性化進む 中国の大気汚染影響か

環境問題*経済問題*紫外線(96)

蔵王の樹氷、酸性化進む 中国の大気汚染影響か ライトアップされた蔵王の樹氷。大気汚染の影響で酸性化が進んでいる=2月1日、山形市 ☆黄砂・酸性雨その他の環境問題 主として大陸の乾燥地域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)で強風により吹き上げられた多量の砂塵が上空の偏西風に運ばれて日本、韓国、中国などで降下する現象を黄砂といいます。また、化石燃料などが燃えることによって生じた硫黄酸化物・窒素酸化物などの汚染物質は、大気中に拡がる過程で酸性物質となります。これらが雨粒の中に取り込まれて降る酸性度の強い雨を、酸性雨といいます。酸性雨により、土壌や森林・湖沼の生態系の破壊や建築物の被害といった影響が現れています。参考資料 気象庁の資料より ☆経済発展と共に世界の工場といわれる中国で発生する大気汚染問題は中国、を始め韓国日本にまで広がりを見せています。大気汚染には国境はありません。中国では環境汚染は開発費用の3倍はかかると中国政府は発表して環境対策無計画ではないようなことを云っていますが、日本に飛来する大気汚染物質は増加の一途を辿っています。 イギリスの全盲で宇宙物理学者のホーキング博士は800年には地球環境破壊により人類が滅亡することを予測しています。現実には高山の永久凍土が次々と専門家の予測を遥かに超えて溶解しています。環境破壊を誰が責任を持って食い止めるのか全く見えてきません。それどころか、天然資源の争奪に明け暮れているのが大陸棚、問題、と200海里問題を使い分け、自国に有利な理屈と、武力の威嚇により資源獲得奔走しています。 何とか話し合いで解決して平和な世界の実現を願っています。 ☆(共同通信)次のように伝えています。 山形の冬の風物詩、蔵王の樹氷が中国・山西省などの製鉄所から排出された大気汚染物質の影響を受け、酸性化が進んでいることが17日、山形大理学部の柳沢文孝助教授(環境化学)らのグループの調査で分かった。  樹氷ができるアオモリトドマツなどの貴重な植生が失われる可能性があるという。19日に仙台市で開かれる国際シンポジウムで発表する。  柳沢助教授らのグループは1994年から毎年約20回、樹氷に吹き付けられる氷のpH(水素イオン指数)を測定。硫酸の濃度が高まることで起こる酸性化が、95年の平均5・3から10年後の2005年には4・5に進行していた。 出典(共同通信) ご感想をお聞かせ下さい。 何故新しい水質基準を変更したのか内容見ますと明らかに水源から供給される原水が悪化しているので、設備が追いつかないのが現状のようでどう見ても、対応が出来ないことが 明らかであることが解ります。それほど地球環境の破壊が進んでいることが見てとれます。     ↓ 新しい水質基準について

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