6月に宮古で実車実験 環境省、サトウキビ燃料使用
6月に宮古で実車実験 環境省、サトウキビ燃料使用 サトウキビから自動車燃料用として「バイオエタノール」を使用した自動車はブラジルではすでに走っています。バイオエタノール生産するには日本には休耕田が多くありますので、新しい産業として魅力があります。CO2削減にも、新しい産業としても期待されます。なんといっても化石燃料ではありませんので、自然に優しくクリーンなエネルギー源です、その他雇用も期待できるでしょう、政府も長期的な計画を立て支援も行い事業として成り立つよう特区とするぐらいの事を実施してもらいたい。エコ自動車燃料用の自給自足,基盤のスタートであると云えるのではないでしょうか。 (琉球新報)は次のように報じています。 宮古島産のサトウキビから自動車燃料用として「バイオエタノール」を生産、実用化を目指す環境省の「沖縄産糖蜜(とうみつ)からの燃料用エタノール生産プロセス開発及びE3等実証試験」事業で、学識経験者らを集めた第1回研究開発推進会議が3日、浦添市西洲のりゅうせき本社で開かれた。この中で、2006年度にも宮古産のバイオエタノールを使った実験を実施することを確認。ことし6月には宮古支庁の公用車50台で購入したバイオエタノールを使って実験を行う。 サトウキビやトウモロコシから作られるバイオエタノールは地球温暖化対策として注目され、国内外で研究が進められている。環境省では宮古産のサトウキビを使った実証事業を04年度から実施しており、りゅうせき(太田守明社長)が委託を受けている。 環境問題だけでなく、県の基幹産業であるサトウキビ農業と製糖産業の活性化も期待されている。 会議は同事業を効率的、円滑に進めるために設置された。この日の会議ではプロジェクトの概要や実施計画などが説明された。(琉球新報) - 3月4日11時33分更新