2006/09/11(月)16:49
Here come the 柳想鉄!
昨日の9月9日、元韓国代表で横浜Fマリノスの選手だった、柳想鉄(ユ・サンチョル)が久々の来日をしました。理由は、横浜Fマリノスが、長きに渡って貢献してくれた選手へのお礼として、サンチョルにファンに対して引退挨拶の場を与えてあげようと言う、とってもありがたい話で今回の来日に繋がりました。サンチョルとマリノスはとってもいい関係でありながら、方針の問題や様々な要因が絡んで、ファンにとってはいつも突然の退団(入団も突然ですが)と言う感じが有ったのではないでしょうか?そんな事も含めて、今回のマリノスのサンチョルに対しての呼びかけは、引退した選手にとってもとても嬉しい話だったようです。NISSANスタジアムでのファンへの挨拶もそうでしょうが、サンチョルが何よりも楽しみにしていたのが、在日の子供を含む100名近くの子供たちとのふれあいサッカー教室だったようです。残念ながら私は今回出張と重なってしまい会えなかったのですが、妻と小1の長男坊と保育園年中の次男坊が参加してきました。家で妻が撮影してきたビデオや写真を見て「あ~、変わったな~」と感じました。それは、中学・高校・大学・プロと韓国では授業に出ないほどサッカー漬けの生活を送ってきたサンチョルにとって、玉を蹴る時は何時も厳しい顔でプレーしていました。先のステップに進むためには「厳しい顔」にならざるおえませんでしたから、今回の子供たちとボールを蹴っている「笑顔」のサンチョルがちょっと信じられないような光景でした。グランドを離れてしまえば何時も笑顔の彼ですが、サッカーに対してもようやく「楽しむ」と言うステージに上がったんだな~と感じました。毎年我が家で行っている「ハロウィーン・パーティー」の時なんかは、先頭に立って変装し、お菓子を貰いに来る子供たちを脅かしては喜んでいると言う、幼い一面も持った彼なんです。サンチョルは今アメリカで暮らしているらしく、私の3人の子供を見ると「ヒョン(兄さん)、3人は大変でしょ?」と言っていたにも係わらず、3人目の子供をアメリカで出産するらしいのです、この18日に!
今後アメリカに活躍の場を移すみたいな話ですが、どうであれ頑張ってほしいものです。横浜Fマリノスも今後サンチョルと色々な企画をしていきたいみたいな話をしていたので、ライセンスを取って、日本で監督でもやったほうが良いんじゃないかとも思いました。
最初と最後に所属していたウルサン現代では引退セレモニーをしてもらったそうですが、日本でもやってもらえるなんて幸せ者ですね。
また、それを企画した横浜Fマリノスもサスガです!
今後のサンチョルと横浜Fマリノスの活躍に期待していま~す!