テーマ:今日のワイン(6038)
カテゴリ:スペインのワイン
今日のワインは、トーレス・サングレ・デ・トロ2006です。 このワインをつくるトーレス社は、地中海沿岸、歴史と文化の古都バルセロナの近郊、ペネデスに1870年にジェイム氏とミゲル・トーレス氏が、設立したワイナリーです。良港のバルセロナに近かったこともあり、スペインの殖民地や新大陸との貿易拡大によって、生産も拡大していったそうです。 現当主、ミゲル・トーレス氏は世界的に著名な醸造家といわれる一人で、「ぶどうの個性と、ペネデスという土地のインパクトを最大限に追究すること。そのためには伝統と科学をともに尊重しつつ、無数の可能性の中から、土地と品種に最適の方法を選びとる」という哲学のもとにワインづくりを行っているとのことです。 スペイン内戦中の1939年にワイナリーは爆撃で破壊されてしまうのですが戦後、ミゲル・トーレス氏は家族と力を合わせて再建と発展に取り組み、現在では、スペインを代表するワイナリーとして世界120ヶ国以上に輸出しているそうです。 今日のワインは、オーク樽での熟成を経て仕上げられています。 使用のぶどう品種:ガルナッチャ(グルナシュ)、カリニャン やや紫色を帯びた深いルビー色でカシスやプルーンを思わせる果実香、腐葉土のようなしっとりとした香り、スパイシーさ、樽を思わせる香りもあります。 口あたりはとてもソフト、ブラックベリー、ブラック・チェリーなどの果実味が豊か。スパイス香、紅茶などのニュアンス感じ、とてもバランスよく、果実味の深さもあり、深くてやさしい味わい。なめらかさが心地よい、味わい深いワインです。 【コスパ評価】★★ シルキーな味わいにはびっくりします。価格以上のパフォーマンスがあります!十分納得できます。 【思入れ度評価】☆☆ 雑誌にトーレス社の広告、赤いドレスの女性の後姿の広告がよく出ていますが、気にもとめていませんでした。こんなにコスパ良いワインをつくっているワイナリーとは思いませんでした。以外でびっくり!近所のスーパーにも売っていました!ただ、思ったより、スムース、滑らか、重厚さという感じではないです。 ステーキ、塩で。 トーレス サングレデトロ 赤 750ml お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/05/27 09:30:54 PM
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