テーマ:今日のワイン(6038)
カテゴリ:フランスのワイン
今日のワインはブルゴーニュ、ニコラ・ポテル・サヴェニ・レ・ボーヌ・ヴィエイユ・ヴィーニュ2006、サヴェニ・レ・ボーヌではめずらしい白です。 ニコラ・ポテルのワインは数年前に見つけて飲んだら美味しかった!!以来気に入っています。先日よく逝く酒屋さんでに見つけて購入してきました。実際赤とばかり思い込んで購入してきましたがよく見ると白!白もあるんだ!?まあはずしはないでしょう? 少し前、ニコラ・ポテル氏は、新しいドメーヌを立ち上げて別にポテル氏のワインをつくっていると言う話を聞いています。いろいろ調べてみると・・・えっ?とりあえずこのヴィンテージはポテル氏のつくったワイン、ということでなんだか安心して飲んでみました。 ニコラ・ポテル社の親会社で あるコタン・フレール社は大企業、このような大企業の経営方針と生粋 のヴィニュロンで芸術家気質のニコラとでは合わなかった という事なのでしょうか、ポテル氏は、2009年3月に、「メゾン・ニコラ・ポテル」を去り、コタン・フレールがメゾンを引き続き運営。そのため、自身の名前である「ニコラ・ポテル」が商標使用できなくなり、2008年ヴィンテージよりドメーヌ名も「ドメーヌ・ド・ベレーヌ」と変更しているのだそうです。 このワインはニコラ・ポテルしのつくったワイン、メゾン・ニコラ・ポテルの説明は同様です。 このワインをつくるメゾン・ニコラ・ポテルは、1997年、ニコラの父である故ジェラール・ポテル氏が所有していたヴォルネイのドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールの売却後に設立されました。ニコラ・ポテル氏は、1996年ヴィンテージの約2万本のワインを買付けることから始め、翌年の1997年ヴィンテージからは、ぶどうの買い付けと醸造、著名なアペ ラシオンワインの買い付けというネゴシアン業に取り組み始めたそうです。 父であるジェラール・ポテルは、名門プス・ドールの名を一気に高めたという人物で、ドメーヌ・デュジャックのジャック・セイス氏がブルゴーニュに初めてやって来た時に師事したのもこのジェラール氏だったとのことです。 このプス・ドールの醸造責任者を父に持つニコラ・ポテル氏はボーヌの醸造学校に通い、その後「ミッシェル・ジュイヨ」「ドメーヌ・ルミエ」「ドメーヌ・マトロ」のもとで、栽培と醸造を学び、さらにオーストラリアに渡って「ルーウィン・エステート」などのワインづくりに携わり経験を深めたそうです。 メゾン・ニコラ・ポテルはネゴシアンであるため、自社畑を所有していませんが、栽培農家との契約を厳しくして品質の管理、リュット・レゾネ(対処農 薬栽培)の栽培家、なるべく有機栽培の栽培家と契約を結ぶように心掛けており、契約する畑のぶどうの木の樹齢は最低でも35年とのこと、ACブルゴーニュクラスでは樹齢50年以上のものみの買い付なのだそうです。 近年は、醸造設備や施設面の向上に力を入れ、本社はニュイ・サン・ジョルジュ駅のすぐ前にある、伝統的なブルゴーニュの屋敷を改装した建物に移転、醸造施設も醸造作業に最適な様に改装され、高品質 なワインの醸造に必要な設備が整っている、駅前のSNCF(フランス国鉄)所有の建物を長期賃貸契約を結んで使用しているそうです。 可能な限り自然なワインづくりで、テロワールを表現、サントネやサヴィニーなど10アペライオンに計7ヘクタールの畑から、10種前後のワインを生産するとのことです。 淡いイエロー、さわやかなシトラスの香り、カリンや20世紀梨、さわやかな中にほのかに甘い感じがあります。ミネラルも香り、きれいなイメージ、エストラゴンなどのハーブも感じます。 洋なしや、花の蜜、蜂蜜など、香り同様ミネラル、ナッティーさを感じます。フルーティななかにきりっとした芯、しっかりとしたボディを感じます。余韻にバナナやパパイヤのようなトロピカルフルーツを長く感じきれいでふくよか、ミネラル感がとてもきれい、繊細ながらボディありの美味しいワインです。 【コスパ評価】★★ 価格以上のパフォーマンスがあります!十分納得できます。3900くらいで購入しましたので。 【思入れ度評価】☆☆ これならいいですね。ふくよか、時間の経過で芳香しっかり、美味しいワインです。さっぱりながら香り、コクのあるお料理と合わせたいです。 鯛とハーブの岩塩包み焼き、鶏の砂肝と松茸のグリル、松茸とチキンのパイ包み焼き こちらは02の赤です。 [2002] サヴィニー・レ・ボーヌ 赤 ニコラ・ポテルSavigny les Beaune Nicolas Potel ドメーヌ・ド・ベレーヌのワイン ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・メゾン・デューVV[2008]ドメーヌ・ド・ベレーヌ(ニコラ・ポテル) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/11/05 07:32:54 PM
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