きみちゃんの「名言集」と「写真展」

Good morning.
How are you, everyone?
Today to my your "Mai Love Day's"
Start about a long morning drama diary！

一関駅（旧名：山ノ目駅）

　留治と富子の簡単な結婚式が終えて、次の日には、二人は東京の立川駅に向かったのである。留治は立川飛行機株式会社の社宅に住んでいた。作りは２建長屋である。玄関が東西にあり、真ん中で仕切ってある建物なのだ。そして、八建に一箇所の堀井戸と石の流し場が点々とあった。４５０棟で９００世帯の住宅で、立飛（株）（たっぴ）の南側方向に建てられているので、「南部住宅」と呼んでいた。平成時代の今でも、地図上には無いが、昭和時代からの自治会組織が継続しているので「南部自治会」「南部住宅」の名称が残って使用されている。

　東北本線のSL列車での長旅には、少々身体に応（こた）えたのか、新婦の富美子に疲れが溜（た）まったのであろう。新郎の留治に支えられながら、立川駅から立飛（株）の南部住宅迄約３０分位かけて、歩いて到着したのだ。道路は砂砂利（すなじゃり）なので、足の足袋（たび）や下駄（げた）や着物の裾は白く汚れている。ここの住所といえば、東京都北多摩郡砂川村○○番地である。

～～～～～朝ドラ日記連載中～～～～～