こんばんは。
今日も一日のお勤めご苦労様でした。
明日のために、十分に英気を養ってください。
Good evening.
It was the work hardship externals today during a day.
Please restore one's spirits enough for tomorrow.
【クラシックを楽しもう3/3】
<多摩大学教授クラシック音楽愛好家:樋口裕一>
★自分を奮い立たせたい時→壮大でかっこいい曲
「ワルキューレの騎行」
リヒャルト・ワーグナー
ワーグナーは壮大なスケールの音楽劇などを多く作曲している。この曲は楽劇「ワルキューレ」第3幕の冒頭部分で、独立してオーケストラで演奏されることも多い有名曲。8人の女戦士が空飛ぶ馬に乗って駆け巡る様子を描いていて、聴いていると闘志が湧いてきて、自分を奮い立たせるのによい。他にもオペラ「タンホイザー」序曲などもおすすめ。
★ロマンティックになりたい時→繊細な珠玉のピアノ曲
「幻想即興曲」
フレデリック・フランソワ・ショパン
ピアノはたった1台で自由自在に和音を出し、美しいメロディーを奏でる。ショパンは作家ジョルジュ・サンドとの恋物語でも有名だが、彼のピアノ曲は美しさが存分に発揮され、繊細かつ情熱的で、聴く人をロマンティックな気分にさせてくれる。この曲の他にも「ノクターン」や「別れの曲」などの有名曲がたくさんある。
★映画のように楽しみたい時→ストーリー性のある曲
交響詩「ドン・キホーテ」
リヒャルト・ゲオルク・シュトラウス
「交響詩」と呼ばれるジャンルには、ストーリー性をもっていたり、情景や心象風景を描いている曲がある。「ドン・キホーテ」など、主人公の奇行をどのような楽器とメロディーで表現するのか考えながら聴くと、楽しみも倍増するかもしれない。他の作曲家ではポール・デュカスの交響詩「魔法使いの弟子」なども有名
◎生のクラシックを聴こう
世紀の大演奏家のCDよりも、生演奏に勝るものはないといわれます。音楽は、同じ空間にいる演奏家と聴衆が一緒につくるもの。観客の熱が指揮者・演奏家に伝わって、一体化していく感動をぜひ味わってみてください。
初心者にもおすすめなのが、ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭。本年も、5月3日~5日に東京国際フォーラムをメーンに行われる「ラ・フォル・ジュルネ・ジャポン」(写真は2009年の一場面)は、10回記念の節目を迎えます。低料金で楽しめる珠玉の演奏家によるコンサートの他に、無料のものも充実していて3日間で300以上のコンサートが同時多発的に行われます。なお同音楽祭は日本各地に広がっていて、本年は4月下旬~5月上旬にかけて、新潟、琵琶湖、金沢などでも行われる予定です。
~~~~~プロフィル~~~~~
ひぐち・ゆういち:1951年生まれ。多摩大学教授。クラシック音楽愛好家でラ・フォル・ジュルネ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭のアンバサダーを務める。最新刊『ときめきのクラシック 「成熟と若さ」は音楽からの贈り物』(幻冬舎)が好評。
【今日は何の日】
★脱出の日、
★二・二六事件の日、
★ふろの日(毎月)
▲分裂する天皇、南北朝対立(1618)
▲島津家、琉球出兵(1649)
▲江戸幕府、農民支配を強化する「慶安御触書」を公布(1649)
▲日本初の顕微鏡使用法を徳川家斉に講じる(1802)
▲ナポレオンがエルバ島を脱出する(1815)
▲米憲法画改正、黒人にも投票権が与えられる(1869)
▲「昭和維新」を目指す若手陸軍将校ら、高橋是清蔵相、斎藤実内大臣、渡辺錠太郎教育総監を殺害(二・二六事件)(1936)
▲日本最初の血液銀行が大阪に開業(1951)
◎ハンドメイドの日(クラフトの日)
・日付はハンドメイドは2つの手、10本の指を使って創ることから2月と10月に、そして「サンデー フォア クラフト」(クラフトのための日曜日)の言葉から、フォアを数字の4と見立てて第4日曜日としたもの。
・手作りクラフトの総合情報検索サイト「手作り市場 あ~てぃすと」の運営、有限会社アドバンスネクストが制定。
・子供から大人まで手作りの楽しさ、クラフト
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