こんばんは。
今日も一日のお勤めご苦労様でした。
明日のために、十分に英気を養ってください。
Good evening.
It was the work hardship externals today
during a day.
Please restore one's spirits enough
for tomorrow.
【江戸そばの魅力(2)】
<江戸ソバリエ協会・理事長:ほしひかるさん>
「三日月に地はおぼろ也蕎麦の花」――俳聖・松尾芭蕉が詠んだ句です。三日月の光に照らされ、そばの白い花が妖しく美しく咲く情景が浮かんできます。古くから日本人の生活とともにあり、俳句や川柳、小説などにも数多く登場するそば。昔ながらの日本の伝統料理で、ヘルシーでもあり、昨今、国内外で人気が高まっています。今回のあすなびは、江戸ソバリエ協会理事長を務める、ほしひかるさんにインタビュー。江戸そばの魅力に迫ります。
◎こう楽しもう!…ほしひかるさん監修
そばの楽しみ方は、アプローチできる間口が広いんです。歴史や食べ方などのうんちく。食べ歩き。ちょっと凝って、手打ちに挑戦してみてもいいでしょう。
そば打ちは、その日に教わっても、すぐに自分で実践できますし、その後も工夫を重ねて続けながら楽しんでいくことができます。
陶芸品のそばちょこを楽しんだり、風情ある蕎麦屋をスケッチして絵はがきを作っている人もいます。もちろん、一番、手軽な楽しみ方は「お店に行って食べる」ことでしょう。それでは、食べる時に楽しみたいポイントを紹介します。
1)感触を楽しむ
江戸そばは細切りです。のどごしを楽しむためです。地方のそばは太切りのものが多い。違いが出たのは、江戸は店で売る商品、地方は家族のために作る料理だったからです。
2)音を楽しむ
そばは「ズズッ」とすすって食べます。これは日本特有の文化。外国では、音をたてながら食べるのはマナー違反というところが多いからです。
なぜ、「すする」ようになったのか。それは、箸一本で食べる補助としての役割が大きいんです。しかも、その音が食欲をそそります。
3)香りを楽しむ
「すする」という行為は、空気を鼻に通すことにもなります。このことで、日本人は香りを鼻腔で楽しめるようになりました。
日本は湿気の多い国なので、腐ってしまった食べ物の臭いを嗅ぎ分けられるように、日本人は香りに敏感になったと考えられます。
敏感になったからこそ、香りを楽しめるようになったともいえるのです。
このほかにも、各地の水の違いによるつゆの味の変化、ねぎやわさびなどの薬味で好みの味わいを作っていくなど、楽しみ方はさまざまです。
「新そば」の季節は秋。秋そばともいわれます。新そばが出始めて、あまり時間のたっていない年末は、そばを楽しむには絶好の時です。ぜひ、年越しそばを味わって、一年を締めくくってください。
~~~~~明日へ続く~~~~~
【今日は何の日】
◎肉の日(毎月)
▲平将門、京都に召喚される(935)
▲松平家康が徳川に改姓(1566)
▲イギリスでコーヒー禁止例が発布(1675)
▲米・マサチューセッツ州で、ズボンをはいた罪で、女性が逮捕される(1851)
▲東海道線急行列車に食堂車が登場(1901)
▲日露戦争終結で乃木将軍凱旋(1905)
▲孫文、革命政府の臨時大統領に選ばれる(1911)
▲ベトナムがフランスと独立協定を締結(1949)
▲石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」封切り(1958)
▲イギリス、性差別禁止法施行(1975)
◎Piknikの日
・日付は29日を「Piknik」の語尾のニックと読む語呂合わせか
。毎月の29日を記念日とした。
・森永乳業株式会社が制定。
・飲料ブランドの「Piknik」の販促のため。毎月[記念日協会]
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