こんばんは。
今日も一日のお勤めご苦労様でした。
明日のために、十分に英気を養ってください。
Good evening.
It was the work hardship externals today
during a day.
Please restore one's spirits enough
for tomorrow.
【ヤングケアラーの心情2/3】
<家族介護する若者たち>
成蹊大学文学部専任講師:澁谷智子さん
近年、少子化や核家族化によって家族が小単位になり、10代・20代の子どもや若者が家族を介護する事例が増えています。こうした「ヤングケアラー」「若者ケアラー」と呼ばれる若い世代には、どのような支援が必要なのか――当事者らに聞き取り調査などを行っている、成蹊大学文学部専任講師の澁谷智子さんに聞きました。
◎状況を説明する難しさ
同居の祖母を16歳から介護していた学生Aさんは、親が共働き。自分は家事全般を担いつつ、祖母の服薬や排せつの世話などもしていました。
ところが、そうした状況は学校の先生方に理解されず、「親に任せろ」と言う先生も。介護のために欠席したり、疲れて授業中に居眠りしたりしていると“目の敵”にされたそうです。
また、自分の状況を先生に話しても「おうちのお手伝いをしているのね」と言われたこともありました。
Aさんは「お手伝いとは、『しなくてもいいこと』といった印象。介護はお手伝いという範囲ではない。食事も、排せつも『しないと命に関わること』だった」と、当時の様子を振り返ります。
自分の状況を周囲に説明する難しさは、多くのヤングケアラーが感じています。「学校の先生に相談しても分かってもらえない」「友人に話しても盛り上がらない」といった、ためらいが先走るのです。
またヤングケアラー自身、大人に比べて経験値や情報量が少ないために、自らの介護体験をどのような言葉で表現すればいいのか戸惑っている場合もあります。周囲の人々は、ヤングケアラーの話を丁寧に聞くサポートが必要です。
◎負担もプラス面もある
ヤングケアラーには家計の管理や夜中の介護など、子どもには重過ぎる責任を担っていた人もいます。勉強や遊び、クラブ活動など、その年代で経験できることができないストレスは大きいでしょう。
ただし、未成年者が家族を介護することが全て悪いわけではありません。介護を通して、家族の絆が強まったり、子ども自身が成長したりするプラス面もあるからです。中には、親との暮らしの中で、ごく当たり前のように介助している人もいます。
また、子どもたちは「目立ちたくない。同世代の人と同じように“普通”でいたい」と思っているところもあります。
~~~~~明日へ続く~~~~~
【今日は何の日】
★初不動、
★コピーライターの日、
★にわとりの日(毎月)
▲「古事記」完成(712)
▲遣欧少年使節団の派遣決定(1582)
▲江戸幕府が初めて「生類憐れみの令」を出す(1687)
▲ガス灯、世界で初めて誕生(1807)
▲葉煙草専売法・登録税法が公布(1896)
▲堺利彦らが日本社会党を結成(1906)
▲日本軍が中国軍と上海で衝突。上海事変(1932)
▲南極に初めて日本人到達。日章旗を掲げ、この地点を大和雪原と命名(1912)
▲上野公園下賜(1939)
▲GHQが映画検閲開始(1946)
▲春闘はじまる(1955)
▲万国著作権条約が公布。Cマークを定める(1956)
▲米スペースシャトル・チャレンジャーが打ち上げ直後、爆発炎上。乗務員7名全員死亡(1986)
▲宮城県の病院で白血病の小学生に骨髄バンクによる初めての骨髄移植(1993)
◎衣類乾燥機の日
・日付は「いるい(1)ふん(2)わり(8)」の語呂合せ。
・日本電機工業会が1994年に制定。
・衣類乾燥機の理解と関心を高める
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