Robert Knepper
ちょっと前に俊太に勧められて、アメリカの連続ドラマ「プリズンブレイク」を観てみたらまんまとハマっちゃいました。前々からなんか「24」とか「ER」とか、米産のドラマが流行ってるらしいことは知ってたんですが、実際見てみるとやっぱり面白いね。撮り方、演出、脚本、予算……全てが違うぜ。このプリズンブレイクはその名の通り脱獄がテーマなんだけど、囚人として収監されているTheodore Bagwell(通称T-bag)を演じているRobert Knepperって役者が熱い。サディスティックな両性愛者で、少年少女を6人殺して収監された変態野郎のサイコっぷりを見事なまでに演じきっているんだから。残忍で狡猾で、目的のためには手段を選ばない悪役っぷりはなんかもう観ててすがすがしい。むしろカッコいい。昔「DB」のベジータとかフリーザに対して、或いは「JOJOの奇妙な冒険」のDIOに対して抱いていたような純粋な悪の美しさやカリスマみたいなものを感じるんだな。T-bagのはもっとドロドロしてるけど。ま、とにかく変な中毒性があるからまだ観てない人はコイツに気をつけろよ!※…ちなみに、ナマ声はもちろんいいんだけど、若本規夫さんによる吹き替えもやばいくらいハマってるんでどっちもお勧め。