きむきむ日記

2006/03/31(金)04:52

親。

さてさて、いよいよお引越しのときと あいなりました♪ よくよく考えると、しょっちゅういろんな所 いってるからあんまり関係ないけど横浜以外の土地に 住むのは初めてだぁ。 ワクワクしますな! 小豆島でお仕事を始めるに当たって 個人事業にするか、それとも会社にするか・・・。 楽しみですな! オイラが仕事を辞めてからもう1年半。 もう、1年半。 いい年してこんだけ仕事しないってのも すごい話です。 先日、夜中の3時くらいに家に帰ったら母ちゃんが 真っ暗な部屋で一人ボーっとしてました。 オイラ 「何してんの??」 母   「え?う~ん・・・。眠れなくて・・・。         もうダメかもしれない・・・。会社が・・・。」 あら~!!びっくり!! うちの親のお仕事は、建築屋さんです 一戸建ての建売とか、店舗の内装とか。 二人とも昔から一生懸命働いています。 一生懸命働いて、オイラや兄に苦労させないように・・・ なんてよく言ってました。 そんな両親をオイラは 「そんな働いてなんになるん?」 「子供なんて苦労させればいいんだよ。」 「人生お金じゃないでしょうよ。」 「もっと心の豊かさに目を向けようよ。」 なんて思ったり、言ったりしてた。 うちの親は一生懸命働いてくれていました。 今も一生懸命。 そんな親にオイラは、なかなかありがたいって思えませんでした。 しまいには兄弟そろって大学中退。 親はとってもガッカリしてました。 オイラが働き始めて、お金を稼ぎ始めて ようやく、「おお!実は親はでかい仕事やってるんだなぁ。」 なんてことに気づきました。 オイラが仕事を辞めて、当たり前だけど 親はBooBoo言いました。 よく怒っていました。 よく文句を言われました。 そして、だんだん言わなくなりました。 あきらめたみたいで。 そして、だんだん理解してくれるようになりました。 そして、だんだん応援してくれるようになりました。 眠れない母ちゃんといろいろお話しました。 うちが潰れると、うちの会社の人だけでなく たくさんの人が仕事がなくなります。 オイラは正直、会社がどうなろうとどっちでも良いけど 楽チンになってもらいたい。 幸せになってもらいたい。 そんなに責任を感じないで欲しい。 そんな事を感じました。 そんな事を伝えました。 母ちゃんはわかってるって言いました。 かなり疲れているみたいでした。 オイラは自分にできる簡単なセラピーや ヒーリングみたいなものをしました。 そして、心から楽チンに、 心から人生を楽しんで欲しい、 そう願いながらやりました。 そして・・・。 その時生まれて初めて母ちゃんが 愛おしいって感じました。 生まれて初めて。 びっくり。 そうだ、よくよく考えたら親に対して そんな風に感じたことが無かった。 生まれてからずっとオイラの心の中にあって、 でもリアルに感じることのできなかった 大切なものを、オイラはいまさら発見しました。 親という存在の全て。 昔から今まで。 そしてこれから。 ありがたいと思った。 愛しいなって思った。 引越しをする前に、とっても大切な宝物を見つけた。 何故だか、オイラが仕事をし続けていたら まだ気づけなかったと思った。 仕事をしなかったことで、やりたいことしかしなかったことで、 オイラは親のありがたさをたくさん感じることができた。 親はすごい。 オイラがどんなことをしていても 結局は応援してくれる。 すごい話だ。 昨日、母ちゃんが 「何かあったら使いなさい。」と 大量の2000円札をくれた。 泣きそうになったけど、 恥ずかしいから泣けない。 もっともっとたくさんありがとうって 言いたいけど 恥ずかしいから言えない。 きっとわかってくれてるだろうと思う。 ホント、ありがとうございます。 さてさて、そろそろ出発だぁ♪ 行ってきます~!!

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