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家族はいつも同じようにそこにあるものではなく、
刻々と変化し続けている。 叔父の家族が、少し形を変えることになった。 義理の叔母が亡くなったと連絡が入った。 私は、近しい人の死をほとんど知らない。 訃報が届いたとき、ただ心臓が高鳴るばかりだった。 叔父と義叔母が結婚したのは小4の時で、 私は結婚披露宴でお祝いの踊り(日舞)を舞った。 その後、偶然にも彼女と同じ高校を卒業することになった。 本当に突然のことで、実家のほうでも取るものもとらず、 出かけていったようだ。 ただ、義叔母は極端な肥満といってよかったので 体には相当の負担がかかっていたことだろうことは想像できる。 最後に会ったのは、去年の9月だろうか。 年に数えるほどしか会っていなかったし、 特別に仲がよかったわけでもない。 けれどなぜか、今すぐ帰りたい気持ちになる。 帰れたところで、何も出来はしないのだけれど・・・。 亡くなった人のために祈るには、どうしたらいいのだろう? 実は知らないのだと、初めて気がついた。 私にはここから、祈ることぐらいしか出来ないというのに。 一方で 週末には兄の結納が行われる。 そういえばついこの間も、従姉妹の結婚式と大叔母の死が重なっていたのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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