カテゴリ:催事
銀座「和光」6階の和光ホールにて、
宮平初子 ルバース・ミヤヒラ吟子展 -首里の織物・伝統と創作の調和- が催されています。おっと、もう明日までだ!!最終日5時までです。 あんな一等地にありながら、日曜祝日休み、というのがさすが「和光」。 ぜんぜんチェックしていなかったのですが、たまたま通りかかったら、「沖縄の織物?!」とひっかかって、フラフラと引き寄せられてしまいました。 予定していなかったので、浴衣アレンジの変な格好だったのですが、一歩足を踏み入れて、いきなり着物率高くてガーン!しかも皆さん高級で趣味のよろしいお着物ばかり!(和光だから当たり前?)私だけ場違いで汗かきました。展示品には、全て値札がついています。数十万~数百万。ううう、画廊みたいなものね。 それでも、素晴らしい織物、堪能しました。幾何学模様なのに、なんであんなに優しいんでしょう。そして、天然染料の美しいこと。黄八丈を見に行ったせいか、黄色系の布地にけっこう惹かれました。赤い振袖は、圧巻でした。なかなか織の振袖って見ないよねー。 琉球王朝解体とともに王族の特権だった織物は廃れ、太平洋戦争で壊滅しました。それを、この宮平さんが必死で再興したそうです。戦後、パラシュートの廃布を集めて織り始めたというエピソードは涙モノ。それだけ心血を注いだ織物なのですから、私に買えないスゴイ値段でも全然文句はないですね。深く敬意を表したいと思います。 買えない着物でも、やっぱり見に行くとシアワセですね。でも今度和光行く時は着ていくものをもうちょっと考えよう(汗)。 eribow お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月21日 13時33分04秒
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