2010/06/10(木)18:04
お土産
帰郷するときの私はおみやげもので片手がふさがってしまう。
もちろんバッグになんて入りきらない。
しかもこれはほとんどすべてが死んだ人へのお土産である。
つまり、すべて一度は仏さまに上げるものなのです。
もちろんおさがりはいただきますが(主に母と妹が)
そのために毎回かなり散財するのですが、それでもなんとか普通にやっていけるのだからいいかなとも思います。
我が家の人ではないし、血縁関係もないのだけれど、自宅では供養をしてもらえなくて哀しんでいる仏さまが我が家にはひとりいます。
ときおり私を引っぱり(抽象概念でごめん)ます。
祖母のこともひっぱっていたそうです。
私は彼の思いを感じることができるときもありますが、先日は彼が蓮のがくの中のように暗い場所でじーっと小さくうずくまっているのを感じ、今でもつらいです。
本当にいいひとだったんです。
だから今日は彼が大好きだったどら焼きを、鶴屋八幡で買って携え帰路に就きます。