2009/07/10(金)18:31
七夕飾りの話
ちょっと過ぎてしまいましたが、
東京タワーでも増上寺でも、いっぱい飾ってあった
七夕飾りについて調べてみました。
七夕は、中国から渡った行事ですので
奈良時代には、五色の糸を星にお供えしたそうですが、
室町時代になると、書道の上達を願い、すずりや墨、
短冊に書いた和歌などをお供えしたそうです。
一般庶民に広く普及したのは、江戸時代になってからとか。
寺子屋の普及なども影響しているのでしょうか?
7つの七夕飾りの覚書♪
1)短 冊:学問や書の上達を願う。
早朝、サトイモの葉にたまった朝露を集めて墨をすり、
色紙の短冊に詩歌を書いたりも。
2)紙 衣:女子の裁縫の上達を願う。
もともとは布の着物で、病気や災害の身代わりもする。
織姫が神にささげた事から竹の一番上に飾るもの。
3)千羽鶴:長寿を願う。その家の長老の年の数だけ折るそうです。
4)巾 着:商売繁盛や富貴を願い、節約や貯蓄の心を養う。
5)投 網:豊漁や豊作を願う。
6)吹流し:織姫の織り糸を象徴し、長寿を願う
7)屑 籠:飾り付けを作るとき出た紙屑をを集めてくずかごの中に入れる。倹約と清潔の心を養う。
どの飾りもちゃんと意味があるんですね。
旧暦の七夕さまの時に、役立ちそうかな♪