国立劇場・歌舞伎「當世流小栗判官」初日観劇!
(3/11 画像追加)市川猿之助丈のスピリッツと3S(ストリー、スピード、スペクタクル)をめいっぱい楽しむことができる花形歌舞伎・通し狂言「當世流小栗判官」説教説話をもとにした小栗判官&照手姫を中心に、正義と悪がおりなす群像劇の中、第一部は、男の意気地(浪七)、第二部は、女の意気地(お槙)が、夫々に壮絶無比。また、笑いの中(右近丈がはじけてますぅ)にイナバウワーなども登場し、歌舞伎は傾く、また、時事ネタもあることを実感させる。まだ、初日があけたばかりのため、ネタバレは、控えるが週末のリピート観劇がとっても楽しみな今日この頃!あ~歌舞伎ってエンタティメントだわ~。そして、舞台転換の上手いこと~。口上の舞台転換も昼と夜では、異なっており、おぉ~と思わせるのは、さすがである。市川猿之助丈が、10時間にわたる小栗判官の舞台稽古をみまもったとディリーのHPにあり(板東玉三郎丈もかけつけたとは・・)ちなみにわたしの後ろで見ていた若い男性は、おぉ~、えぇ~、わぁ~と驚きと感動の擬音連発。どうもはじめて歌舞伎をご覧になったらしい。国立で購入したプログラムに出演者の言葉がある。昼の部・浪七役 市川段治郎丈の言葉を一部転載「師匠(猿之助)の浪七は、僕の中では、三本の指に入るお気に入りの役です。まだ、名題下時代、当時の師匠・段四郎さんに付いて、毎日袖から浪七を拝見していました。いつかこんな役ができたらと、黒衣を着て憧れのめで見ていたのを思い出しますね・・・・・・・・中略・・・・・幸せです。」わたしも段治郎丈で、浪七が見れるとは感涙(;_;)初日から、気合の入った、すばらしい浪七をみせてもらったが、危険を伴う殺陣もあり、千秋楽までケガのないことを祈る!一度は、歌舞伎を観てみたい方、楽しめること請け合~い!まだ、チケットに余裕もあるようなので思い切っていかが?国立劇場のHPは、こちら国立劇場チケットセンター(10時~17時)0570(03)333303(3230)3000 [PHS]一等A席 \8,500 一等B席 \6,100 二等席 \2,500 三等席 \1,500 そうそう劇場内は、キモノ姿がいっぱい。初日のせいか振袖姿もありで、目の保養であったことは、いうまでもない。本日のキモノ:梅は咲いたか桜は、まだかいなをじで行く。黒地に桜花弁飛模様小紋。花弁の中にも桜が舞うというこりかたはさすがな某有名染屋制。帯は、金地に色々な蝶々を織り出した名古屋帯。軽くて柔らか大好きなものである。帯揚:成人式の時の麻の葉模様総絞(懐かしい)帯締:黒と白の市松模様三部紐、バロックパールと花玉真珠のブローチ長襦袢:薄鼠色に生成りの桜が舞う半襟、初日なので赤の目出鯛柄長襦袢履物:黒のエナメル草履、足袋は、めずらしく白コート:暖かいので長羽織。金茶地に梅模様の絞りが舞う。(明日あたり画像アップ予定)