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テーマ:着物(543)
カテゴリ:着物ネタ
着付けを習いに来る生徒さんに着付けの方法を教える。
これが私の仕事です。 (いや、他にも色々あるんですけどねぇ^^; でも、教えてもらえば直ぐ出来るモノでもないんですよねぇ。 もちろん、上手に着られる様にお教えしますが、 その後、自分のモノにするかどうかは、 生徒さんの努力次第です。 教えるにも限界があるという所でしょうか・・・ これは、母親の心境そのものです。 私も小さい子が二人おりますし、いや、一人は小学生ですから そんなに小さくはないのですが、 学校に入ってから、生活面、勉強面、色々と学ぶことが沢山です。 そして足りない部分は母も出来る限り教えたりしますが、 それにも限界があります。 物理的な限界もありますし、結局は本人が頑張らなければ 仕方がないのです。 練習すれば上達するでしょう。 でも、ただひたすら、言われた通りにこなすだけではダメ。 着付けは手の力加減、感覚。 そう、感覚を掴まなければなりません。 私は鏡を生徒さんに見せません。(最後の仕上がりチェックの時は別ですが) それは、全て自らの手の感覚で覚えて欲しいからです。 手で触って、自分の視界の限られた中でシッカリと見る。 感覚を掴むまで、時間がかかるかも知れませんが、 一度掴んでしまえば、その後はシッカリ身に付きます。 着付師という仕事は、腕一本にかかっています。 そう、まさに自分の体で覚えて、体を使った仕事なのです。 手が覚えるまで、練習あるのみです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月11日 22時28分25秒
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