カテゴリ:本
最近なんか、12世紀イングランドに縁があり?
続けて本を読んでいる。 修道士カドフェルは 歴史ミステリの傑作シリーズ すでに20冊くらい出てるらしい。 修道院から一歩も出たことのない、世間知らずの修道士たちとちがい、 カドフェルは十字軍に行ったこともあるし、何人かの女性と恋愛経験もあり、 人の心の機微がわかっている。 今は、修道院の薬草園を守り育てることが何よりの生き甲斐だが、 修道院内外で不思議な事件が持ち上がるたびに、 彼の鋭い観察眼と人間に対する洞察力が頼りにされる…… 謎解き自体はそれほど複雑でもないですが、 カドフェルさんや、回りのキャラクターもよく書けていて、 楽しみに読んでいきたいシリーズです♪ ドラマ化もされてるから、ご覧になった方もいるかも そしてこのGW。風邪っぴきの私がベッドでごろごろ読んでたのが、 ケン・フォレット作・「大聖堂」 上中下と三巻もあるうえに、一冊一冊が分厚いよ。 でも、とちゅうだれることもなく、一気読みできる面白さ!! 久々に物語らしい物語を読んだなって感じ。 荒れ果てた修道院を立て直し、壊れた大聖堂を再建しようとがんばる若き修道院長フィリップと、 美しい大聖堂を建てることが生涯の夢であるトム。 二人が出会ったとき、奇蹟が始まる…… カドフェルさんのおかげで、12世紀イングランドの修道院の様子がなじみ深かったというのもあるけど、そうでない人でも、きっと楽しめると思う。 波瀾万丈で、感動的なお話です。 この本を読んでから、大聖堂を眺めたら、また感激もひとしおだろうなぁ。 寺社仏閣を建てる話で、日本でもだれかこういうの書いてくれないかな。 すてきな着物の描写がたくさん出てきたら、なおうれしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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