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日記/記事の投稿

2007年10月11日
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カテゴリ:恩田陸


舞台の上の、暗がりの向こう。そこには何かが隠されている。どこまで行けばいいのか、どこまで行けるのか、、、2人の少女が繰り広げる華麗で激しいバトルを描く、熱狂と陶酔の演劇ロマン。


う~ん、面白かったです。
もし、私が
「ガラスの仮面」を読んでいなかったら
(そんなこたぁありえない、本棚に既刊本が威風堂々と鎮座してます)
もっと熱狂的に恩田陸やっぱり天才!!
ってな感じで称賛の嵐なんですけどね。

いかんせん、ガラスの仮面が、、、強烈です。。。
公式におっしゃっているのか調べてませんが
やっぱりガラスの仮面のオマージュなんですかね?


とはいえ、ガラスの仮面のスポ根要素を
抜いたようなお話で
二人の演劇天才少女の対決は
泥臭くなくとってもスマート。

演劇の面白さ
それに引き込まれる人間ドラマは
とってもスリリング。

劇中劇の「欲望という名の電車」
同じ脚本で全く違う演技をする女優たちに圧巻です。
本を読んでいるのに
演劇を見ているような、いや、その場にいるような、、、
これ以上の演技ができるはずはないけど
まだ残っている女優がいる、
彼女たちはどのような演技を?って
ページをめくるのがもどかしい気持ちになってしまいました。




結局、幻の舞台の主役は
(紅の天女?)ならぬ「チョコレートコスモス」は
人間的に薄味な飛鳥と
天才と呼ばれながら人知れず努力してる東響子に。

ラストは「チョコレートコスモス」の台本が書かれようと
しているとこで終わっているので
続編に期待ですよね!!


実在の女優さんをモデルにしているというのは
本当なのでしょうか?
主人公の佐々木飛鳥は
北島マヤにしか思えなかったですが(あ、実在じゃない!)
ちょっとエキセントリックな天才な感じが
人間臭くなくて
現時点では魅力がないなぁ。

えっと、どこかのサイトで見たのですが(うろ覚え。。。)
響子・・・松たか子(もっと私は泥臭くないイメージですが)
彼女のいとこが寺島しのぶ(納得)
アイドル女優があやや(野心がありそうなプロのアイドルはこの子だな)

どうでしょう?
あなたのイメージと合いましたか?

チョコレートコスモスのお花です↓










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最終更新日  2008年12月06日 11時21分47秒
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