木村 真章(きむら・まさあき)のゴチャまぜ「コラム日記」

2007/10/04(木)04:23

“職人的名選手”東京ヤクルト・スワローズ土橋勝征&中日ドラゴンズ川相昌弘の引退試合

プロ野球(297)

今日は、僕が特に大好きな“職人的名選手”2人の引退試合の日です。 神宮球場では、東京ヤクルト・スワローズの土橋勝征選手の引退試合でした。 そしてナゴヤドームでは、中日ドラゴンズの川相昌弘選手の引退試合でした。 両選手とも今日は、2番打者としてスタメン出場しました。 東京ヤクルトの土橋勝征選手は、スワローズ一筋のプロ20年目のベテランで、堅実な守備としぶとい打撃で活躍してきました。 1990年代のスワローズ黄金時代を地味に主力として活躍して、5度のリーグ優勝、4度の日本一に大きく貢献しました。 土橋選手は今日の巨人戦で、4回裏の第3打席にセンター前安打を放ちました。 やはり土橋選手は最後まで渋かったです。 まさに“いぶし銀”でした。 僕が思うに土橋選手の打順は、やはり2番か8番が似合います。 中日の川相昌弘選手は、プロ24年目の42歳で、言わずと知れた“犠打(送りバント)世界記録”の選手です。 そして守備も一級品で、読売ジャイアンツ時代には遊撃手としてベストナイン1回、ゴールデングラブ賞を6回受賞するなど活躍をしました。 巨人時代の2003年に犠打の世界新記録を達成しました。 中日に移籍後も守備固めなどで渋く活躍しました。 川相選手は今日の横浜ベイスターズ戦で、第1打席にレフト前安打を放ちました。 第2打席には2塁ランナーの荒木選手を3塁に送るバントをきっちりと決めました。 川相選手に送りバントをさせるお膳立てがあったので、野球の神様がいるのかと思いました。 今日の試合で3打数1安打1犠打でした。 サードでスタメン出場してショートのポジションにもつきました。 読売ジャイアンツで514個、中日ドラゴンズで19個、通算533個目の犠打を積み上げました。 派手さはなくても、渋い活躍する選手はすごく魅力的です。 このような選手が僕は大好きです。 目立つだけがプロではありません!! 東京ヤクルト、中日の両チームとも、勝利で引退試合に華を添えました。 土橋勝征選手、川相昌弘選手お疲れ様でした。 これからの球界で、彼らのような職人的な存在の選手が出現することを期待したいです。

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